南海村(みなみむら[1][2]、なんかいむら[1][2])は、かつて三重県度会郡にあった村。現在の南伊勢町の東部、五ヶ所湾の西岸にあたる。
地理
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、迫間浦・相賀浦・礫浦の区域をもって成立。
- 1955年(昭和30年)2月11日 - 五ヶ所町・穂原村・宿田曽村および神原村の一部(泉・神津佐・下津浦・木谷)と合併して南勢町が発足。同日南海村廃止。
村名の由来と読み
度会郡の南端に位置し、海に面していることから「南海村」と命名された[2]。その他の名称案に「鼎村」、「八柱村」があった[2]。村名の読みは『南海村誌』によれば「みなみ」であるが、いつしか「なんかい」が優勢になっていった[2]。
教育
郵便局
行政
役場は礫浦153番地に置かれ、敷地面積178m2、建坪約60m2と周辺町村に比べ小型であった[2]。
歴代村長
『南勢町誌』による[2]。
代 |
村長
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1 |
田中佐一郎
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2 |
城幸次郎
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3 |
石谷竹松
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4 |
城幸次郎
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5 |
上野幸之助
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6 |
河口楠次郎
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7 |
山口吉兵衛
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8 |
北村重吉
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9 |
中村重郎
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10 |
畑芳男
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11 |
山川金右衛門
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交通
道路
航路
脚注
- ^ a b 地名情報室 編 (2000):764ページ
- ^ a b c d e f g 南勢町誌編さん委員会 編 (1985):45ページ
- ^ 南勢町誌編さん委員会 編 (1985):578, 612ページ
- ^ 南勢町誌編さん委員会 編 (1985):578ページ
- ^ 南勢町誌編さん委員会 編 (1985):585ページ
- ^ 南勢町誌編さん委員会 編 (1985):591ページ
- ^ 南勢町誌編さん委員会 編 (1985):485ページ
- ^ 南勢町誌編さん委員会 編 (1985):487ページ
参考文献
- 地名情報室『市町村名変遷辞典 三訂版』東京堂出版、2000年 ISBN 4-490-10532-0
- 南勢町誌編さん委員会『南勢町誌』南勢町、1985年
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 24 三重県』角川書店、1983年
関連項目