北谷稲荷神社(きたやいなりじんじゃ)は、東京都渋谷区神南一丁目に鎮座する神社である。
歴史
正確な創建年は不明である。ただし、1660年(万治3年)に大破して再建した際の棟札や、武蔵国の地誌「新編武蔵風土記稿(1810年起稿 - 1830年完成)」に[1]「文明年間(1469年 – 1486年)、駿河より移りし時其の邸内の艮(ごん、八卦の方角で東北)の方に勧請(かんじょう、祭神の分霊)せり」などの記述があることから、早ければ1469年(文明元年)頃には現在の場所に創建されていたと推定される。[2]
1997年、菊竹清訓建築設計事務所によるデザインで竣工し、現在のモダンな外観となった。
祭神
祭神として祀る主な大神は下記の通り[2]。
特徴
氏子地域
- 渋谷区神南
- 渋谷区宇田川町1~13、14・15
- 渋谷区渋谷一丁目21~23
- 渋谷区神宮前六丁目12(一部)、14(一部)、5~19、21~26、27(一部)
- 渋谷区神宮前一丁目7~9、14(一部)、16・17・19・20(いわゆる「原宿の竹下通り」一帯)
最寄駅
- ターミナル駅「渋谷駅」
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)「渋谷駅」 ⇒ 山手線・埼京線・湘南新宿ライン・成田エクスプレス
- 東急電鉄(東急)「渋谷駅」 ⇒ 東急東横線(東横線)・東急田園都市線
- 京王電鉄(京王)「渋谷駅」 ⇒ 井の頭線
- 東京地下鉄(東京メトロ)「渋谷駅」 ⇒ 銀座線・半蔵門線・副都心線
脚注
注釈
- ^ 明治時代の現地一帯は陸軍省が管理する練兵場が広がっており、代々木練兵場や青山練兵場などがあった。
出典
関連項目
外部リンク