北九州市旧大阪商船

北九州市旧大阪商船
情報
設計者 河合幾次
建築主 大阪商船
事業主体 北九州市
管理運営 B&A門司港(指定管理者
構造形式 木造・一部コンクリート造
建築面積 670 m²
階数 地上2階
竣工 1917年
所在地 801-0852
福岡県北九州市門司区港町7番18号
座標 北緯33度56分46.1秒 東経130度57分43.9秒 / 北緯33.946139度 東経130.962194度 / 33.946139; 130.962194 (北九州市旧大阪商船)座標: 北緯33度56分46.1秒 東経130度57分43.9秒 / 北緯33.946139度 東経130.962194度 / 33.946139; 130.962194 (北九州市旧大阪商船)
文化財 登録有形文化財
指定・登録等日 1999年7月19日
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南東側外観
現在も残されている「大阪商船三井船舶株式会社門司支店」のプレート

北九州市旧大阪商船(きたきゅうしゅうし きゅうおおさかしょうせん)は福岡県北九州市門司区港町にある歴史的建造物。国の登録有形文化財に登録されている。

概要

大阪商船の門司支店として、1917年(大正6年)建設された。1964年(昭和39年)大阪商船と三井船舶の合併後は、商船三井ビルと呼ばれ、1991年まで使用された。その後、北九州市が買い取り、1999年(平成11年)7月19日登録有形文化財に登録された。また、2007年(平成19年)11月30日には、近代化産業遺産(北九州炭鉱 - 筑豊炭田からの石炭輸送・貿易関連遺産)に認定された。

木造二階建(一部レンガ型枠コンクリート造)で、屋根に設けられた大きなアーチを配した隅角部の窓と、その上部の八角型の塔屋はドイツ・オーストリアで開花したゼツェシオンの影響を受けたと言われている。当時としては、化粧レンガの色鮮やかさとヨーロッパ風の塔屋を持ったこの建物は、他を寄せ付けない門司港の象徴的な建物であった。 八角形が特徴である。なお、建設当時は、北側は海に面し、専用桟橋から直接乗船可能であった。

2015年平成27年)4月から2016年(平成28年)秋まで、2階のスペースにおいて出光美術館の仮営業を行っていた(同じ門司港地区にある同美術館の改装工事に伴う一時移転)。

門司港レトロ・ナイトファンタジーの照明演出

現在1階には、門司港ブランド雑貨店「門司港デザインハウス」と、2階から移った「わたせせいぞうと海のギャラリー(わたせせいぞうギャラリー)」があり、さらに飲食店として「カフェ・マチエール」が営業している。 なお、2階には1階から移った多目的ホール「海峡ロマンホール」があるが、通常は開放されていない。

周辺施設

交通

関連項目

外部リンク