加美俳句大賞(かみはいくたいしょう)は、宮城県加美郡中新田町(当時)によって創設された俳句賞。1996年、「現代俳句を通じて未来に通じる新しい精神が生まれてほしい」との願いをこめて設立。当初は中新田俳句大賞(なかにいだはいくたいしょう)という名称であったが、2003年に合併により中新田町が加美町となったため賞名も改められた。年内に発表された句集が選考対象。第11回(2006年度)をもって廃止された。
選考委員
金子兜太、三橋敏雄、佐藤鬼房、中原道夫、宗左近、那珂太郎、高橋順子、三浦雅士
受賞者一覧
- 第1回(1996年) - 大西泰世 『こいびとになってくださいますか』
- 第2回(1997年)
- 第3回(1998年)
- 第4回(1999年)
- 第5回(2000年)
- 中新田俳句大賞 - 夏井いつき 『伊月集』
- スウェーデン賞・ソニー中新田賞 - 増田まさみ 『冬の楽奏』
- 第6回(2001年)
- 第7回(2002年)
- 第8回(2003年)
- 加美俳句大賞 - 鳥居真里子 『鼬の姉妹』
- スウェーデン賞 - 水月りの 『人魚姫のトウシューズ』
- 第9回(2004年)
- 加美俳句大賞 - 伊藤淳子 『夏白波』
- スウェーデン賞 - 筑紫磐井 『筑紫磐井集』
- 第10回(2005年)
- 第11回(2006年)
参考文献