刈谷日劇(かりやにちげき)は、愛知県刈谷市御幸町4丁目208にある映画館。
概要
1954年(昭和29年)に洋画専門映画館として開業し、1971年(昭和46年)5月に移転、2012年(平成24年)からは単館系ミニシアターとして営業している。
2012年(平成24年)8月末にデジタル映画の設備を導入した。2012年(平成24年)には近隣の大黒座が閉館し、刈谷日劇が刈谷市内に存在する唯一の映画館となった。
刈谷市や知立市でロケが行われ、2022年11月11日より公開された映画『わたしのお母さん』の製作委員会における幹事会社及び制作プロダクション[2]となっている。
沿革
- 1954年(昭和29年)5月 - 刈谷市広小路町に洋画専門館日本劇場として開館。当時は一週間単位で3本立ての上映スケジュールであった。当館開館時の刈谷市には、刈谷映画劇場と大黒座の2館があった[1][3]。
- 1971年(昭和46年)5月 - 現在地である刈谷市御幸町のアイサンビルに移転。当時のアイサンビルは1階がパチンコ店、2階が日劇、3階が日劇3と成人映画専門の刈谷小劇、5階がサウナだった[1]。
- 2001年(平成13年)5月 - リニューアル。1・2階をパチンコ店とし、サウナだった5階に映画館2館を移転。3階の日劇3を閉館とし、刈谷日劇、小劇の2館体制に変更。
- 2012年(平成24年)8月 - 2スクリーンで再スタート。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
データ
特徴
洋画新作中心のスクリーン1と、邦画、洋画旧作、単館系作品を中心としたスクリーン2の2スクリーンで営業を行う。また、スクリーン2ではデジタル映写機での上映と並行し、アナログ映写機での上映も行う日本国内でも数少ない映画館となっている。スクリーン2は入退場自由の2本立てであり、スクリーン1とスクリーン2で料金が異なる。上映作品は昭和の邦画から最新の単館上映作品、また海外の名作まで多岐に渡る。
周辺
映画館の周辺は商店街になっている。鉄道でのアクセスは名鉄三河線 刈谷市駅から徒歩で約1分[13]、JR東海道本線 刈谷駅からは徒歩で約20分である。バスでは刈谷市公共施設連絡バス小垣江線「刈谷市駅」バス停下車、徒歩で約1分[13]。アイサンビルに隣接して無料駐車場があり、ビル全体で100台を収容できる[14]。
脚注
外部リンク
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