一般財団法人出版文化産業振興財団(しゅっぱんぶんかさんぎょうしんこうざいだん、英:Japan Publishing Industry Foundation for Culture、通称:JPIC)は、日本の出版業界の横断的な非営利団体である。
沿革
1991年(平成3年)3月27日に通商産業大臣(現:経済産業大臣)の許可のもと、非営利法人として設立。2012年(平成24年)4月1日に一般財団法人に移行、2020年(令和2年)現在に至る。
目的
出版文化産業及び読書活動に係る生涯学習の推進、出版文化産業及び読書活動に関する調査及び研究、人材育成、情報の収集及び提供等を行うことにより同産業の振興を図るとともに、読書活動の推進をはかることにより、経済社会の健全な発展・国民の生活文化の向上・青少年の健全育成に寄与することを目的とする。
事業
読書推進及び人材育成の事業として「JPIC読書アドバイザー養成講座」(1993年~)や「JPIC読みきかせサポーター講習会・実践講座」(1999年~)を開催するほか、「上野の森 親子ブックフェスタ」を子どもの読書推進会議と日本児童図書出版協会とともに主催している。
2014年度からは内閣府の翻訳出版事業「JAPAN LIBRARY」に参画し英訳出版事業を行うなど、出版文化産業内外の企業・団体、行政とも協力し事業を展開している。
2021年から各地の教育委員会の協力を得て、漫画の読書感想文を募集する「マンガ感想文コンクール」を開始した[1]。
役員
※2020年4月現在
脚注
外部リンク