冷泉 為守(れいぜい ためもり)は、鎌倉時代後期の公家・歌人。官位は正五位下・侍従。
権大納言・藤原為家の子として誕生。母は阿仏尼。
正五位下・侍従に昇るが、40歳頃に出家して鎌倉など東国に住んだ。法名は暁月房(ぎょうげつぼう)。
連歌に優れ、北条貞時や夢窓疎石などとも親交があった。伝説によれば狂歌を初めて詠んだ人物とされ、「狂歌の祖」ともされている。