六興駅(ろっこうえき)は、かつて北海道(網走支庁)紋別郡西興部村字六興に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線の駅(廃駅)である。名寄本線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった[1]。
一部の普通列車は通過した(1989年(平成元年)4月30日時点(廃止時の時刻表)で、下り2本上り3本(快速運転列車ほか)[2])。
歴史
駅構造
廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは構内の南側に存在した。仮乗降場に出自を持つ無人駅となっていた。
駅名の由来
当駅が所在した地区名より[3]。地区名は、当駅附近を流れる興部川に架かる橋の名前に由来する。興部市街から川を遡って六番目に架橋されているために、「六興橋」と名付けられた橋である[3]。
駅周辺
駅跡
2000年(平成12年)時点で遺構は何も残されておらず、駅が所在した場所も分からなくなっていた[5]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[6]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 名寄本線
- 西興部駅 - 六興駅 - 中興部駅
脚注
関連項目