八剣神社(やつるぎじんじゃ)は、東京都葛飾区奥戸に鎮座する神社。
祭神
日本武尊、伊邪那岐命、伊邪那美命を祀る。
由緒
天文5年(1536年)の創建。三河国碧海郡西端村の郷士・杉浦小左衛門が当地を開拓するにあたり、守護神として勧請したものと伝えられている。末社として稲荷、熊野の両神社を祭る。
旧社殿は文久3年(1863年)の建造であり(1908年10月に修復)、以後氏子の努力で荘厳さを誇っていたが、損傷甚だしくなった為、1972年10月に造替した[1]。現在の社殿は5代目に当たる。
祭祀
10月3日の例大祭の折に、全国でも珍しい本格的な舞楽、雅楽を境内で奉納演奏する[2]。
文化財
(括弧内は指定の種別)
- 棟札1枚(葛飾区指定有形文化財)
- 板絵着色裸参り絵馬額1面(葛飾区指定有形民俗文化財)
脚注
- ^ 猫のあしあと 八剱神社|葛飾区奥戸の神社、旧奥戸新田村鎮守
- ^ 葛飾区観光サイト “かつしかまるごとガイド”