全日本アマチュア野球王座決定戦(ぜんにほんアマチュアやきゅうおうざけっていせん)は、かつて行われていた日本の野球大会である。全日本アマチュア野球連盟主催。
全日本大学野球選手権大会の優勝校と社会人野球日本選手権大会の優勝チームが対戦、事実上アマチュア野球の日本一決定戦として行なわれた。しかし社会人の代表が秋に行なわれる日本選手権の優勝チームである一方で、大学の代表が春に行なわれる全日本大学野球選手権の優勝チームであることの時期的な問題点(条件がアンフェアである)と、それでもなお、大学側としては大学野球の実質的な秋の大学日本一を争う明治神宮野球大会の優勝校を出場させるわけには行かない事情(あくまでその年の大学野球日本一の決定戦は全所属連盟に出場権がある大学選手権という位置づけ)もあり、さらにその明治神宮大会と開催時期が近いという事情が現場の不評を買うことになり、1997年[注釈 1]限りで廃止された。
当時、社会人野球は金属バットを使用しており大学チームも使用が認められていた。ほかに指名打者制[注釈 2]も採用された。
試合は第1回から第6回まで、NHK教育テレビで中継された[1]。
全成績
脚注
注釈
出典
関連項目
- かつて開催されていた大学生と社会人のチャンピオンが対戦するスポーツ競技大会(現在はいずれも社会人優勝決定戦の形式に移行されている)
外部リンク