全国高等学校総合体育大会ボクシング競技大会(ぜんこくこうとうがっこうそうごうたいいくたいかいボクシングきょうぎたいかい)は、全国高等学校総合体育大会で開催されるボクシング競技である。夏の高校ボクシング大会であり全国高等学校ボクシング選手権大会も兼ねて行われる。(公財)全国高等学校体育連盟と(一社)日本ボクシング連盟、読売新聞社などが共催。
概要
1947年に第1回が開催され、1966年より全国高等学校総合体育大会に取り込まれている。
春の全国選抜大会・国民体育大会と並ぶ高校ボクシングの頂点を決める大会である。そのため、原則としてこの大会の優勝者が、その年の全日本アマチュアボクシングランキング(少年の部)でチャンピオンにランキングされる。
個人対抗と学校対抗で行われるが、個人対抗のみであればボクシング部のない高校からも参加可能である。
2016年には女子の部も公開競技として開催され[1][2]、2023年にエキシビションとして3階級で行われた[3]。
大会の競技方法
参加資格
個人対抗と学校対抗を兼ねる。階級はピン級からミドル級までの8階級。ピン級・ウェルター級・ミドル級はブロックごとに指定された人数、それ以外の階級は各都道府県から1名ずつが参加できる。
大会出場資格としては一年以上の競技経験を必要とし、選手登録を行い学校を通じて申し込みをすれば、学校にボクシング部が無くても出場する事が出来る。
競技方法
1R2分の3R。トーナメント方式で行われる。学校対抗としては勝ち点方式を採用し、1勝(抽選の不戦勝を除く)につき勝ち点1、個人優勝5、準優勝3、3位1の勝ち点を加え、勝ち点の最も多かった学校が優勝となる。
学校対抗歴代優勝校
主な高校総体優勝者
オリンピック・世界選手権入賞者、及びプロボクシングタイトル(WBA・WBC・IBF・WBO・OPBF・WBO-AP・JBC)獲得者。
脚注
関連項目
外部リンク