入善神社(にゅうぜんじんじゃ)は、富山県下新川郡入善町入膳3601番地にある神社である。
概要
- 祭神 - 誉田別命、建御名方命[1]
- 氏子数 - 1,500戸[1]
- 境内地 - 2,450坪[1]
- 春祭 - 4月15日[1]
- 秋祭 - 10月15日[1]
往古より山王という地に『入善神社』という名称で鎮座し[1]、入善荘(東大寺荘園)の総氏神にして大社であった[2]。治承年間、木曾義仲が武運長久祈願を行ったと言われている。天正年間、長尾景虎(上杉謙信)の越中攻めの際に社殿が兵火により焼失した。宝暦元年(1751年)に北野の地に社地を移転し[1]、白山社、日吉社、諏訪社を合社して栄えた[2]。明治24年(1891年)10月、氏子の請願により『八幡宮』から現在の『入善神社』と称号する様になった[1][2]。
現在の社殿は、1981年に竣工したものである[1]。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j 『富山県神社誌』(1983年11月10日、富山県神社庁編集・発行)276頁・
- ^ a b c 『富山大百科事典 下巻』(1994年8月1日、北日本新聞社発行)583頁。