信都県(しんと-けん)は中華人民共和国河北省にかつて存在した県。現在の衡水市冀州区の一部に相当する。唐代には長楽県が信都県と改称されているが、これば別県である。
前漢により設置され、広河郡(後に広川国、信都郡、信都国と改称)の郡治とされた。後漢の時代になると楽成国(後に安平国と改称)、西晋では長楽国の国治とされている。三国時代になると魏により冀州の管轄とされた。
606年(大業2年)、隋朝は信都県を廃止、県域は長楽県に編入された。