依蘭道(いらん-どう)は中華民国北京政府により設置された吉林省の道。
1913年(民国2年)1月に東北路道として設置。観察使は依蘭県に置かれ、下部に依蘭、同江、密山、虎林、綏遠、樺川、富錦、饒河、方正、穆棱の10県を管轄した。1914年(民国3年)5月28日に、観察使は道尹と改められた。1915年(民国4年)4月に宝清県が新設されている。1929年(民国18年)2月に廃止されている。
廃止直前の下部行政区画は下記の通り。(50音順)