佐藤 進(さとう すすむ、1926年1月1日 - 1998年3月1日)は、日本の経済学者。新潟大学名誉教授。専門は、財政学、地方財政論。東京都生まれ。勲二等瑞宝章受章。
東京都行財政調査会専門委員、税制調査会専門委員、特別区政調査会委員、外務公務員採用上級職試験委員、東京都市政調査会藤田賞選考委員などを歴任。
経歴
著書
単著
- 『現代財政政策論:西ドイツを中心として』(時潮社、1964年)
- 『近代税制の成立過程』(東京大学出版会、1965年)
- 『日本財政の構造と特徴:国際比較的視点から』(東洋経済新報社、1966年)
- 『現代税制論』(日本評論社、1970年)
- 『付加価値税論』(税務経理協会、1973年)
- 『地方財政・税制論』(税務経理協会、1974年)
- 『財政学』(税務経理協会、1976年)
- 『要説・日本の財政』(東洋経済新報社、1979年)
- 『日本の税金』(東京大学出版会[UP選書]、1979年)
- 『財政学入門』(同文館出版、1981年)
- 『現代西ドイツ財政論』(有斐閣、1983年)
- 『地方財政総論』(税務経理協会、1985年)
- 『文学にあらわれた日本人の納税意識』(東京大学出版会[UP選書]、1987年)
- 『日本の租税文化』(ぎょうせい、1990年)
- 『日本の自治文化 日本人と地方自治』(ぎょうせい、1992年)
共著
- (宮島洋)『戦後税制史』(税務経理協会、1979年)
- (宮島洋)『財政』(東洋経済新報社、1983年)
- (伊東弘文)『入門租税論』(三嶺書房、1988年)
- (関口浩)『財政学入門〔改訂版〕』(同文舘出版、1998年)
編著
- 『日本の財政学:その先駆者の群像』(ぎょうせい、1986年)
共編著
- (高橋誠)『地方財政読本』(東洋経済新報社、1975年・第2版、1981年・第3版、1987年)
- (林健久)『地方財政読本[第4版]』(東洋経済新報社、1994年)
- (滝実)『地方消費税:その理論と仕組み』(地方財務協会、1995年)
翻訳
- E.プライザー『資本主義の将来 新自由主義の理念と政策』(長坂聡との共訳、至誠堂[現代人叢書]、1959年)
論稿集