佐怒賀亀次郎

佐怒賀 亀次郎(さぬか かめじろう、生没年不詳)は、日本政治家茨城県猿島郡森戸村[1](12代[2])。旧姓・野村

経歴

茨城県猿島郡猿島村大字山崎(現・境町)出身[3]。佐怒賀元治の養子となる[3]。少壮よりよく家政に鞅掌し新事業に着目し、農家副業として織物業を広めようと努めた[1]。村会議員その他公職に挙げられた[1]1924年1月16日に森戸村村長に就任し、1926年11月26日に退職する[2]

人物

資性謹直である[3]。産改良功労者である[4]

家族・親族

佐怒賀家

佐怒賀家は地方有数の旧家で、醸造業を営み、豪農として界隈に鳴る[3]

親戚
  • 実弟・野村貞次郎(猿島村長)[1]

脚注

  1. ^ a b c d 『常総人名録』258頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年1月8日閲覧。
  2. ^ a b 『茨城県市町村合併史』1263頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年1月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 『猿島郡郷土大観』69頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年1月8日閲覧。
  4. ^ 『郷土大観 第2編(猿島郡郷土大観)』113頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年1月8日閲覧。
  5. ^ 『茨城県官民必携 下巻』217頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年1月9日閲覧。
  6. ^ 『衆議院議員選挙有権者名鑑』森戸村759頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年1月8日閲覧。
  7. ^ 『下総六郡名家鑑 北相馬・豊田・岡田・猿島・結城・西葛飾』森戸村167頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年1月8日閲覧。

参考文献

  • 高田捨吉編『茨城県官民必携 下巻』清水勝ほか、1893年。
  • 宮内亀松、吉見季賢編『下総六郡名家鑑 北相馬・豊田・岡田・猿島・結城・西葛飾』弘文社、1894年。
  • 富岡如夢編『衆議院議員選挙有権者名鑑』柴、1912年。
  • 栗田芳之助編『常総人名録』常総人名録発行所、1926年。
  • 郷土顕彰会編『郷土大観 第2編(猿島郡郷土大観)』郷土顕彰会、1927年。
  • 『茨城県市町村合併史』茨城県総務部地方課、1958年。
  • 『猿島郡郷土大観』崙書房、1972年。