佐世保市立世知原小学校

佐世保市立世知原小学校
佐世保市立世知原小学校
地図北緯33度15分26.2秒 東経129度45分11.7秒 / 北緯33.257278度 東経129.753250度 / 33.257278; 129.753250座標: 北緯33度15分26.2秒 東経129度45分11.7秒 / 北緯33.257278度 東経129.753250度 / 33.257278; 129.753250
過去の名称 開知小学校
公立初等開知小学校
公立中等開知小学校
尋常開知小学校
開知尋常高等小学校
世知原町国民学校
世知原町立世知原小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 佐世保市
設立年月日 1874年明治7年)7月10日
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
学校コード B142210002197 ウィキデータを編集
所在地 859-6408
長崎県佐世保市世知原町栗迎194番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

佐世保市立世知原小学校(させぼしりつ せちばるしょうがっこう、Sasebo City Sechibaru Elementary School)は、長崎県佐世保市世知原町栗迎にある公立小学校

概要

歴史
1874年明治7年)に「開知小学校」として創立。2014年(平成26年)に創立140周年を迎えた。
学校教育目標
「夢をもち、心豊かでたくましく生きる子どもを育成する」
校章
世知原町の町木であるウリハダカエデの絵を背景にして、中央に校名の「世小」の文字(縦書き)を置いている。

校歌

作詞は岸川勝己、作曲は平山ゆか子による。歌詞は3番まであり、歌詞中に校名は登場しない。
校区
「長崎県佐世保市世知原町」全域。中学校区は佐世保市立世知原中学校[1]

沿革

  • 1874年(明治7年)7月10日 - 第五大学区第四中学区[2]の小学校として「開知小学校」が松浦郡世知原村に創立。村役場と併置の形をとる。児童数60名。
  • 1878年(明治11年)- 郡制の施行により、松浦郡が東西南北4郡に分割され、北松浦郡に属することとなる[3]
  • 1881年(明治14年)- 小学校教則綱領の制定により初等科(修業年限3年)を設置し、「公立初等開知小学校」に改称。
  • 1882年(明治15年)- 村役場から分離し、独立校舎となる。
  • 1884年(明治17年)4月 - 中等科を設置の上、「公立中等開知小学校」に改称。
  • 1886年(明治19年)9月 - 小学校令の施行により、尋常科(修業年限4年)を設置の上、「尋常開知小学校」に改称。
  • 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、世知原村立の小学校となる。
  • 1891年(明治24年)- 現在地に中央校舎が完成。
  • 1892年(明治25年)4月1日 - 高等科(修業年限4年)を併置し、「開知尋常高等小学校 」と改称。
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長される。このため、旧高等科1年を尋常科5年、旧高等科2年を尋常科6年、旧高等科3年を高等科1年、旧高等科4年を高等科2年に振り替える(尋常科6年・高等科2年)。
  • 1915年(大正4年)- 大正天皇御大典記念として羽付に大運動場を開設。
  • 1922年(大正11年)- 東校舎を増築。ピアノが寄贈される。
  • 1934年(昭和9年)- 家庭寮の建設を開始。
  • 1935年(昭和10年)- 羽付運動場を拡張。講堂が完成。青年学校令の施行により、世知原実業補習学校が「世知原青年学校」に改称。
  • 1939年(昭和14年)- 松浦炭坑の寄付により西校舎を増築。
  • 1940年(昭和15年)11月3日 - 町制施行により世知原町が発足し、世知原町立の小学校となる。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「世知原町国民学校 」に改称。尋常科を初等科に改める(初等科6年・高等科2年)
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
  • 1949年(昭和24年)- PTAが発足。
  • 1956年(昭和31年)- 給食室が完成し、完全給食を開始。
  • 1959年(昭和34年)- 鉄筋コンクリート造3階建ての新校舎が完成。在籍児童数が最大の2,269名(43学級)を記録。
  • 1961年(昭和36年)- 校旗が寄贈される。
  • 1963年(昭和38年)- プールが完成。
  • 1970年(昭和45年)- 飯野炭坑の閉山で児童数が激減し、年度末の児童数が438名となる。
  • 1974年(昭和49年)- 創立100周年記念事業として体育館が完成。子ども浮立が発足。
  • 1978年(昭和53年)- 新館(特別教室)が完成。
  • 1986年(昭和61年)- 低学年用プールが完成。赤木場浮立の壁画を修復。
  • 1991年(平成3年)- 観察園が完成。
  • 1992年(平成4年)- 飼育舎を新設。
  • 1994年(平成6年)- パソコン室を設置。
  • 1995年(平成7年)- 校旗を新調。
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 佐世保市との合併により、「佐世保市立世知原小学校」(現校名)に改称。
  • 2007年(平成19年)- 旧給食室と管理員室・東側トイレを解体。給食の仮配膳室を完成。運動場に仮設校舎が完成。
  • 2008年(平成20年)- 新校舎の建築を開始。
  • 2009年(平成21年)- 鉄筋・木造3層構造の新校舎が完成。
  • 2010年(平成22年)4月1日 - 新校舎の使用を開始。仮設校舎を撤去。
  • 2011年(平成23年)4月25日 - 新プールが完成。
  • 2012年(平成24年)3月6日 - 運動場が完成。

アクセス

最寄りのバス停
最寄りの国道・県道

周辺

  • 佐世保市役所世知原支所(旧・世知原町役場、佐世保市役所世知原行政センター)
  • 佐世保市立世知原中学校
  • 佐世保市立世知原幼稚園
  • 佐世保市世知原地区生涯学習センター・世知原地区公民館
  • 佐世保市世知原運動広場
  • 世知原郵便局
  • 江迎警察署世知原警察官駐在所
  • 佐世保市北部商工会世知原支所
  • 松浦病院
  • 稲荷神社
  • 願生寺
  • 正教寺

脚注

  1. ^ 佐世保市通学区域 (PDF) - 佐世保市ウェブサイト
  2. ^ 第四中学区は長崎県の場合、旧平戸藩の領地であった場所を表す。
  3. ^ 現在佐賀県である東松浦郡西松浦郡も長崎県であった。詳しくは佐賀県#中世・近世・近代を参照。

参考文献

  • 「世知原町郷土誌」(1971年(昭和46年)3月発行、世知原町)
  • 「せちばる 世知原町郷土誌」(1990年(平成2年)発行、世知原町)

関連事項

外部リンク