住吉灯台(すみよしとうだい)は、岐阜県大垣市船町にある、かつての川湊の灯台である。
住吉燈台の表記が多く使用されている。
歴史
その他
岐阜県大垣市船町と三重県桑名市を結ぶ水運は、明治以降も盛んであり、1883年(明治16年)3月には蒸気船による定期航路も開設され、名古屋(熱田)~桑名~大垣と船で結ばれていた。1919年(大正8年)4月27日に、旧・養老鉄道(現在の養老鉄道とは別企業)により、この航路に並行して桑名駅~揖斐駅(現在の養老鉄道養老線)が全通すると、利用客は激減するが、蒸気船以外の川舟の利用は多く、昭和初期には年間1万艘の舟が行き来していた。
蒸気船の定期航路は1951年(昭和26年)頃に廃止される。モータリゼーションにより川舟もやがて廃れていった。
現在
周辺は船町公園として整備されている。
脚注
- ^ “住吉燈台”. 岐阜県. 2012年8月4日閲覧。