伊藤盡

伊藤 盡
人物情報
生誕 1965年????
日本の旗 日本東京都
出身校 慶應義塾大学アイスランド大学
学問
研究分野 文献学
研究機関 明治学院大学信州大学
テンプレートを表示

伊藤 盡(伊藤尽、いとう つくす、1965年 - )は日本の文献学者。専攻は中世英語・中世北欧語文献学[1]信州大学教授。

経歴

研究内容・業績

トールキン創作言語アルダの言語)にも造詣が深く、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の日本語字幕ではエルフ語の監修を務めた[5]

著作

書籍

単著

共著

翻訳

単著

共著

  • ニコラス・バーカー(Nicolas Barker)、大英図書館専門スタッフ(Curatorial Staff of The British Library)著『大英図書館 - 秘蔵コレクションとその歴史』松田隆美、原田範行、高橋宣也、伊藤盡共訳、ミュージアム図書、1996年、ISBN 978-4-944113-11-8
  • Graham Yost著『スピード 名作映画完全セリフ集 - スクリーンプレイ・シリーズ』曽根田憲三、福永保代、伊藤盡、曽根田純子、草刈大介、及川学共訳、スクリーンプレイ出版、1997年、ISBN 978-4-89407-168-1
  • ペイ・フォワード「可能の王国」 名作映画完全セリフ集 - スクリーンプレイ・シリーズ』曽根田憲三、及川一美、曽根田純子、及川学、伊藤盡共訳、スクリーンプレイ出版、2001年、ISBN 978-4-89407-252-7

論文

単著

  • 「語彙研究の背景としてのアングロ・サクソン、及びデーンローの改宗について」『杏林大学外国語学部紀要』No.14、杏林大学外国語学部、2002年
  • アドルフ・ノレーン編フヴィンのショーゾールヴル作『ユングリンガ・タル、あるいはイングリング列王詩』(前編)」『杏林大学外国語学部紀要』No.17、杏林大学外国語学部、2005年
  • 「人工言語ミニ事典 エルフ語 (特集 人工言語の世界 - ことばを創るとはどういうことか)」『言語』2006年11月号、大修館書店
  • 「北欧神話の神々事典 (特集 北欧神話の世界)」『ユリイカ』2007年10月号、青土社
  • 「アドルフ・ノレーン編フヴィンのショーゾールヴル作『ユングリンガ・タル、あるいはイングリング列王詩』(中編)」『杏林大学外国語学部紀要』No.21、杏林大学外国語学部、2009年
  • 「英語圏における北欧伝説 - 神話の継承と現代の受容のあり方の検証(2008年度「応用コミュニケーション論」講義報告)」『杏林大学研究報告 教養部門』26、杏林大学、2009年
  • 「中英語詩Havelokにおけるut-再考: Separable verbsのparticle分離過程」『信州大学人文科学論集 文化コミュニケーション学科編』44、信州大学、2010年

翻訳

  • テリー・グンネル(Gunnell, Terry)「エッダ詩 (特集 北欧神話の世界)」『ユリイカ』2007年10月号、青土社
  • ジョン・マッキネル(McKinnel, John)「原典資料 (特集 北欧神話の世界)」『ユリイカ』2007年10月号、青土社

所属する学会

日本国内

  • 日本アイスランド学会
  • 日本英文学会
  • 日本中世英語英文学会
  • 日本ケルト学会
  • 日本映画英語教育学会
  • 国際アーサー王学会日本支部
  • 国際サガ学会
  • カンバーランド・ウェストモーランド好古家協会
  • 日本イギリス児童文学
  • 日本英文学会[8][リンク切れ]

日本国外

  • Mythopoeic Society
  • Viking Society for Northern Research, University College, London[8]

脚注

  1. ^ 信州大学人文学部教員ブログ 伊藤 盡”. 2012年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月13日閲覧。
  2. ^ a b c 「ゲルマンの英雄世界」講師紹介。
  3. ^ SOAR「研究者総覧 伊藤盡」。
  4. ^ a b c 「まるでアニメか…」講師紹介。
  5. ^ 「ゲルマンの英雄世界」講師紹介。
  6. ^ a b c d J-GLOBAL - 伊藤盡 【研究者】の著書”. 2011年12月9日閲覧。[リンク切れ]
  7. ^ 『ベーオウルフ』とその周辺 忍足欣四郎先生追悼論文集 - Webcat Plus”. 2011年12月9日閲覧。
  8. ^ a b J-GLOBAL - 伊藤盡 【研究者】の所属学会”. 2011年12月9日閲覧。[リンク切れ]

参考文献

外部リンク