今井 千鶴子(いまい ちづこ、1928年6月16日[1] - )は、俳人。
人物・来歴
今井つる女の長女として東京に生まれる。両親からの影響で早くから句作し、東京女子大学国語科を卒業後、星野立子主宰の「玉藻」社に勤務。高濱虚子の口述筆記を行うなどした。1989年、深見けん二らとともに「珊」創刊。2008年、句集 『過ぎゆく』により第8回俳句四季大賞受賞。他の句集に『吾子』『梅丘』『花の日々』など。「ホトトギス」「玉藻」同人。日本伝統俳句協会理事。愛媛俳壇、南日本新聞俳壇選者。娘の今井肖子も俳人。
著書
- 『吾子 今井千鶴子集』(現代俳句選書 東京美術, 1981.3
- 『帰京』(玉藻俳句叢書) 東京美術, 1982.11
- 『梅丘 今井千鶴子句集』(今日の俳句叢書 角川書店, 1995.6
- 『過ぎゆく 句集』角川書店, 2007.6
共編著
- 『俳句添削教室』大串章,今井杏太郎,吉田鴻司共著. 角川書店, 1996.3
- 『吾亦紅 今井つる女句集』編 (ふらんす堂文庫) 1998.8
- 『現代俳句大事典』稲畑汀子,大岡信,鷹羽狩行監修, 山下一海,宇多喜代子,大串章,片山由美子,栗田やすし,仁平勝,長谷川櫂,三村純也共編. 三省堂, 2005.11
出典
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.443
参考文献
- 稲畑汀子 編 『ホトトギスの俳人101』 新書館、2010年
外部リンク