井上 勝生(いのうえ かつお、1945年3月19日 - )は、日本の歴史学者。北海道大学名誉教授。専門は日本近代政治史(幕末、明治維新史)。博士(文学)(京都大学、1992年)。岐阜県生まれ。
略歴
学歴
- 1967年3月 京都大学文学部史学科卒業
- 1972年9月 同大学院文学研究科日本史専攻博士課程退学
- 1992年 「幕末維新政治史研究-日本近代国家の生成について」で京大文学博士
職歴
人物
専門は幕末史、明治維新史のうち、特に政治史、外交史。
「集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に反対する−戦争をさせない、若者を再び戦場に送らないために−北海道の大学・高専関係者有志アピール運動をすすめる会」(略称:「北海道の大学・高専関係者有志アピールの会」)の呼びかけ人[1]や、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合の賛同者[2]、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の賛同者[3]、「安全保障関連法に反対する学者の会」の賛同者[4]、『北大生・宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会』による「心の会の碑」(仮称)建立の賛同者[5]になっている。
著書
- 『幕末維新政治史の研究―日本近代国家の生成について』(塙書房、1994年)
- 『開国と幕末変革』(講談社日本の歴史18、2002年)のち講談社学術文庫
- 『幕末・維新 シリーズ日本近現代史』(岩波新書、2006年)
- 『明治日本の植民地支配 北海道から朝鮮へ』岩波現代全書、2013
編著
論文
脚注