久野 昭(くの あきら、1930年1月8日 - 2018年)は、日本の哲学者。専攻は比較思想論。広島大学名誉教授[1]。国際日本文化研究センター名誉教授[1]。実父は久野朔郎。実弟は小笠原暁、久野暲。
来歴・人物
愛知県名古屋市出身[1]。第八高等学校を経て、1952年京都大学文学部哲学科卒業[1]。東洋大学、広島大学、国際日本文化研究センター各教授を歴任した[1]。
主な著作
単著
- 「反体制の論理-魔女の心情-」(南窓社)
- 「葬送の倫理」(紀伊國屋書店)
- 「火の思想」(理想社)
- 「神秘主義的知の位相」(以文社)
- 「日本人の思惟」(新典社)
- 「死に別れる―日本人のための葬送論」(三省堂)
- 「日本人の他界観」(吉川弘文館)
- 「異界の記憶」(三省堂)
編著
栄典
脚注
- ^ a b c d e “久野昭|著者紹介”. www.sanseido-publ.co.jp. 三省堂. 2022年8月3日閲覧。 アーカイブ 2022年1月25日 - ウェイバックマシン
- ^ “平成22年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 9 (2010年4月29日). 2010年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月21日閲覧。