久米島中継局(くめじまちゅうけいきょく)は沖縄県島尻郡久米島町(久米島)にあるラジオ・テレビの中継局。なお、本項では、島の東部をエリアとする久米島東中継局(くめじまひがしちゅうけいきょく)及び、コミュニティ放送局であるFM久米島の送信所についても併せて記述する。
放送エリア
- 久米島中継局
- 久米島全域(NHKテレビ・OTVは島の東部が久米島東中継局のエリア)
- 久米島東テレビ中継局
沿革
久米島中継局
地上デジタルテレビ放送
地上アナログテレビ放送
- 送信所所在地: 久米島町字仲村渠田幸原(宇江城岳西方高地)
- 2011年7月24日をもってすべて廃止された。
- NHK総合は前身のOHKテレビとして開局した1971年4月 - 1995年2月にはJA3chで放送された[3]。
- NHK教育は放送開始された1972年5月 - 1995年2月は1chで放送された。
- RBCは復帰直後までUS7chで放送されたが、1980年代にJA4chへ変更された(ちなみにアメリカ式の7chと日本式の4chの使用周波数はほぼ同じ)。また沖縄県内民放テレビでは唯一VHFの中継局である。
FMラジオ放送
- 送信所所在地: 久米島町字仲村渠田幸原(宇江城岳西方高地、テレビ中継局と同じ)
外部リンク
久米島東テレビ中継局
地上デジタルテレビ放送
ID |
放送局名 |
物理 チャンネル |
空中線 電力 |
ERP |
放送対象地域 |
放送区域 内世帯数 |
開局日
|
1 |
NHK 沖縄総合 |
20 |
100mW |
380mW |
沖縄県 |
1,282世帯 |
2008年 12月1日
|
2 |
NHK 沖縄教育 |
19 |
370mW |
全国
|
3 |
RBC 琉球放送 |
21 |
400mW |
沖縄県
|
5 |
QAB 琉球朝日放送 |
23
|
8 |
OTV 沖縄テレビ放送 |
22
|
- 2008年12月1日に放送開始(送信所はアナログと同じ宇根真泊に設置)。
- アナログでは未設置のRBCとQABもデジタル新局として開局した。
地上アナログテレビ放送
チャンネル |
放送局名 |
空中線 電力 |
ERP |
放送対象地域 |
放送区域 内世帯数 |
開局日
|
49 |
NHK 沖縄教育 |
映像1W/ 音声250mW |
映像4.4W/ 音声1.1W |
沖縄県 |
約1,150世帯 |
1995年 2月8日[8]
|
51 |
NHK 沖縄総合 |
全国
|
61 |
OTV 沖縄テレビ放送 |
沖縄県 |
1988年 3月29日[7]
|
- 2011年7月24日をもってすべて廃止された。
- 久米島東局においてはOTVのみ開局している。なお、RBCは久米島中継局でカバーできたため中継局未設置、QABは中継局未計画。
- NHKは久米島中継局がUHFにチャンネル変更した際に開局。
外部リンク
脚注
注釈
- ^ 琉球朝日放送の本放送開始日。試験放送としては1995年9月2日から運用開始[9]。
出典
- ^ a b 琉球放送株式会社50年史編纂委員会『琉球放送50年史』琉球放送、2005年、年表1963年頁。
- ^ a b 日本民間放送連盟『日本放送年鑑 昭和55年度』洋文社、1980年、512頁。
- ^ a b c 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'72』日本放送出版協会、1972年、488,490頁。
- ^ a b 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'72』日本放送出版協会、1972年、594頁。
- ^ a b 日本民間放送連盟『日本放送年鑑 昭和55年度』洋文社、1980年、513頁。
- ^ 琉球放送株式会社50年史編纂委員会『琉球放送50年史』琉球放送、2005年、年表1981年頁。
- ^ a b 沖縄テレビ放送総合企画室『沖縄テレビ30年史』沖縄テレビ放送、1989年、181頁。
- ^ a b 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'95』日本放送出版協会、1995年、623頁。
- ^ 琉球朝日放送10年史編纂委員会『琉球朝日放送10年史』琉球朝日放送、2008年、160頁。
関連項目