久田 太郎(ひさだ たろう、1923年11月16日[1] - 没年不詳)は、日本の医学者。専門は口腔病理学。
経歴
1941年福岡県中学修猷館[2]を経て、1948年慶應義塾大学医学部を卒業[1]。1955年医学博士[3]。
1948年慶應義塾大学医学部病理学教室に入り、1956年同講師を経て、1959年静岡赤十字病院検査部長に就任[1]。
1965年神奈川歯科大学教授に就任し、1975年大学院教授を経て[3]、1979年学長に就任。日本女子衛生短期大学(現・神奈川歯科大学短期大学部)学長も兼務する。1989年神奈川歯科大学理事長兼湘南短期大学(日本女子衛生短期大学が改称、現・神奈川歯科大学短期大学部)学長に就任。1994年退任[1]。
1977年北里賞、1998年勲三等旭日中綬章[1]。
著書
- 『病理学学習の基礎』(影山圭三・渡辺裕共著、中外医学社、1963年)
翻訳
- S.N.Bhaskar『バスカーの口腔病理学』(書林、1979年)
脚注
- ^ a b c d e 『人事興信録第45版』(興信データ、2009年) ヒ-28頁
- ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』(修猷館同窓会、2020年)同窓会員47頁
- ^ a b 久田太郎訳『バスカーの口腔病理学』S.N.Bhaskar著(書林、1979年)訳者略歴