丹南町(たんなんちょう)は、兵庫県の中部に存在した町。旧多紀郡。
篠山口駅や丹南篠山口インターチェンジを抱え、旧篠山町への玄関口として機能していた。また阪神間や大阪へのアクセスも良いため、1990年代は隣接の自治体が人口減に悩んでいた一方で、丹南町はニュータウンの開発により人口を大きく増加させてきた。合併までの10年間に人口をおよそ4千人程度増加させている。
1999年4月1日に篠山町・今田町・西紀町の3町と合併し、篠山市となったため消滅した。
丹南町の町名は丹波地域の南に位置していることに由来している。
地理
- 山: 白髪岳 (722m)、黒頭峰 (621m) など
- 河川: 篠山川など
隣接していた自治体
三田市、多紀郡今田町、同郡西紀町、同郡篠山町、氷上郡山南町、同郡柏原町
歴史
鎌倉時代から室町時代後期まで、当地の地頭であった酒井氏が支配していた。酒井氏は明智光秀の丹波平定において戦い、その後没落した。
交通
鉄道路線
西日本旅客鉄道 福知山線 草野駅 - 古市駅 - 南矢代駅 - 篠山口駅 - 丹波大山駅
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
丹波茶が名産。
出身有名人
ゆかりのある有名人
関連項目