丹内山神社(たんないさんじんじゃ)は、岩手県花巻市東和町にある神社。本殿などが岩手県の有形文化財に指定されている。
祭神
歴史
丹内山神社は、かつて大聖寺と呼ばれていたが、明治維新のときに神社となり現在の名に改めた。坂上田村麻呂東征の際に社殿を改築し、承和年間(834年〜848年)に釈日弘・堂を造り不動明王を安置したといわれる[1]。源頼義、藤原清衡、安俵城小原氏、盛岡藩主・南部利敬らの信仰が篤かったとされる。
境内
- 本殿
桁行6.840m、梁間6.910m。木造、入母屋造、平入り、屋根銅板葺(もと茅葺)、縋破風の向拝が付く。厨子は流造、板葺で前面向拝部に軒唐破風を付ける。桁行三間、梁間三間の方三間堂。外壁には和・漢の故事、物語を主題とした彫刻、脇障子には唐獅子と随所に彫刻を施した装飾優位の建物となっている。建築年代は棟札から1810年(文化7年)とされる。1990年(平成2年)5月1日、岩手県の有形文化財に指定された[1]。
文化財
以下が岩手県および花巻市の指定文化財となっている[2][3]。
岩手県指定文化財(有形文化財)
岩手県指定文化財(記念物)
花巻市指定文化財(有形文化財)
花巻市指定文化財(民俗文化財)
花巻市指定文化財(記念物)
現地情報
- 所在地
- 交通アクセス
脚注
出典
関連項目
外部リンク