丸山 ゴンザレス(まるやま ゴンザレス、本名:丸山佑介(まるやまゆうすけ)[1]、1977年10月30日[2] - )は、日本のジャーナリスト、コメンテーター、編集者、考古学者[3]、YouTuber[4]、國學院大學学術資料センター共同研究員[1]。宮城県仙台市出身。マルヤマ製作所所属[5]。國學院大學大学院文学研究科史学修士号。愛称は「マルゴン(丸ゴン)」。
概要
仙台育英学園高等学校、國學院大學文学部史学科卒業。同大学院文学研究科史学修士号を取得後[6]、無職[7]、日雇い労働[7]、出版社勤務を経て独立[7]。犯罪、人権、貧困、文化問題などへの知見がある[3]。テレビ番組「クレイジージャーニー」(TBS)では、世界中のスラム街や犯罪多発地帯を渡り歩く「危険地帯ジャーナリスト[7]」として出演[3]。没入感のある冒険的な報道スタイルで知られ[3]、日本の裏社会や海外危険地帯の取材を重ねる犯罪ジャーナリストであり[8]、自らを「考古学者崩れの犯罪ジャーナリスト」と自称する[8]。2020年3月よりYoutuberとしても活動している[4]。
来歴
2005年、『アジア『罰当たり』旅行』(彩図社)で作家デビュー[1]。
2010年2月、旅行作家の嵐よういちとともに、旅行情報などを配信するインターネットラジオ『海外ブラックロードpodcast』を開始し、ラジオパーソナリティーとしても活動を行なっている。
2015年4月、國學院大學学術資料センター共同研究員に就任。
2020年3月、自身のYoutubeチャンネル『丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニ』にて配信を始める[4]。
人物
- 海外の文化、歴史、危険地帯に造詣が深く、アジアやアフリカを中心に取材旅行を定期的に行い、雑誌や書籍などに旅行記を発表している。また合法・非合法にかかわらず潜入取材を得意とし、裏社会に関する著作を、本名である「丸山佑介」名義で発表しているほか、「荒井裕介」などの別名義で書籍や雑誌の編集者としても活動している[9]。
- 子供の頃は考古学者シュリーマンの学習まんがが好きだった。
- 高校時代は青春18きっぷを使って、大阪の西成に行ったり、島根や奈良の古墳や神社を訪ねたりしていた。
- インターネットラジオ『海外ブラックロードpodcast』で「考古学者崩れの犯罪ジャーナリスト[8]」と自称しており、大学院まで考古学を専攻していたとしている[9]。考古学を離れた理由に旧石器捏造事件を挙げており、事件の舞台が地元でもあった為かなりの衝撃を受けた旨を語っている。
- 格闘技を得意とし、20代の頃、タイに逗留し、ムエタイジムで武者修行をしていたというエピソードが、著作の中で明かされている。また、格闘技のベースは柔道と大道塾であるとしている。
連載
- 「THE NEGATIVE REPORT」(BUBKA,白夜書房)
- 「芸能界都市伝説」(本当にあった笑える話,ぶんか社)
著作
単著
丸山佑介名義
荒井裕介名義
丸山ゴンザレス名義
共著
- 『本当にあった!海外旅行の恐ろしい話』(岡本まい,平間康人,大井優子,丸山ゴンザレス,宮部高明共著,海外危険情報編集班編,彩図社 2008年7月)
- 『日本全国ヤバイ村』(ミリオン出版、2010年)
- 『フリーメイソンの秘密』(PHP研究所、2010年)
- 『図解 世界「闇の支配者」』(扶桑社、2010年)[11]
- 『本当にあった!海外旅行の恐ろしい話(文庫版) 』(彩図社、2011年)
- 『日本の迷宮50―人間を惑わす魔のスポット完全解説 地底から都会の片隅まで 』(鉄人社、2012年)
- 『これでいいのか宮城県仙台市』(日本の特別地域特別編集,マイクロマガジン 2012年)
- 『海外ブラックグルメ』(海外危険情報編集班,彩図社 2014年)
- 『世界中の「危険な街」に行ってきました』(彩図社 2014年)
- 『危険地帯潜入調査報告書』(村田らむ、竹書房、2019年、ISBN 978-4-8019-1881-8)
- 『モンスター・トラベラー 海外ブラックロード大放談』(嵐よういち・和田虫象、イースト・プレス、2020年、ISBN 978-4-7816-1886-9)
- 『危険地帯潜入調査報告書 裏社会に存在する鉄の掟編 行ってはいけない!』(村田らむ、竹書房、2022年、ISBN 978-4-8019-3044-5)
- 『ヒトコワ都市伝説』(Naokiman Show、 彩図社、2024)
編集
漫画原作
出演
テレビ番組
ネット配信
- ヤクザと目つきの悪い女刑事の話(YouTube、原作:晴十ナツメグ) - 本人役
その他
- 朝日新聞 2022年4月5日 教育面の「進路わたし流」コーナーに登場、進路選択や勉強などについて語った。
脚注
関連項目
外部リンク