中院 通勝(なかのいん みちかつ)は、戦国時代から江戸時代初期にかけての公卿・歌人・和学者。内大臣・中院通為の三男。官位は正三位・権中納言。
経歴
天正7年(1579年)に正三位権中納言に至る。始め母方の伯父の三条西実枝に師事して歌を学んだ[1]。天正8年(1580年)には、伊予局と密通したために正親町天皇の勅勘を蒙り丹後国舞鶴に配流、細川幽斎に学んで和歌・和学を極めた[1]。慶長4年(1599年)に赦されて帰京した[1]。
日記に『継芥記』、著書に『中院通勝集』や源氏物語の注釈書である『岷江入楚』などがある。
系譜
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目