中津川中継局(なかつがわちゅうけいきょく)は、岐阜県の中津川市に置かれているテレビとラジオ放送の中継局。なお、ここでは「ギャップフィラー方式」で開局した受信障害対策中継放送局と、隣接する恵那市におかれているラジオ中継局についても記載する。また標高が高いため、三河、知多地域まで広範囲で電波が飛ぶ中継局でもある。なお県域局の岐阜放送のチャンネルが近隣の中継局とかぶらない為、三河地区(概ね矢作川より南側)や知多地区(三河湾寄り)でも受信ができる場合がある。
デジタルテレビ放送
アナログテレビ放送
チャンネル 番号 |
放送局名 |
空中線 電力 |
ERP |
偏波面 |
放送対象地域 |
放送区域 内世帯数 |
運用開始日
|
4 |
NHK 岐阜総合[注釈 1] |
映像100W/ 音声25W |
映像420W/ 音声105W |
垂直偏波 |
岐阜県 |
- |
1961年 12月25日[4]
|
6 |
NBN 名古屋テレビ放送 |
映像380W/ 音声96W |
中京広域圏 |
1962年 7月2日[4]
|
8 |
CBC 中部日本放送 |
映像360W/ 音声89W |
1961年 12月25日[4]
|
10 |
THK 東海テレビ放送
|
12 |
NHK 名古屋教育 |
映像440W/ 音声110W |
全国 |
1962年 10月1日[4]
|
26 |
CTV 中京テレビ放送 |
映像200W/ 音声50W |
映像1.1kW/ 音声280W |
水平偏波 |
中京広域圏 |
1971年 8月26日[4]
|
28 |
GBS 岐阜放送 |
岐阜県 |
1971年 5月26日[4]
|
- 所在地: デジタルテレビ放送に同じ
- 放送区域: 中津川市、恵那市、瑞浪市、長野県木曽郡南木曽町の各一部
- 2011年7月24日をもってすべて廃止された。
FMラジオ放送
- 所在地: デジタルテレビ放送に同じ
- 2001年4月1日 Radio 80 岐阜エフエム放送(現・エフエム岐阜)・中津川中継局が開局(岐阜本局開局と同時)。
受信障害対策中継放送局
デジタルテレビ放送
リモコン 番号 |
放送局名 |
チャンネル 番号 |
空中線 電力 |
ERP |
偏波面 |
放送対象地域 |
放送区域 内世帯数 |
運用開始日
|
1 |
THK 東海テレビ放送 |
15 |
100μW[注釈 4] |
300μW |
垂直偏波 |
中京広域圏 |
約20世帯 |
2009年 11月30日
|
2 |
NHK 名古屋教育 |
31 |
全国
|
3 |
NHK 岐阜総合 |
24 |
岐阜県
|
4 |
CTV 中京テレビ放送 |
17 |
中京広域圏
|
5 |
CBC CBCテレビ |
16
|
6 |
NBN 名古屋テレビ放送 |
14
|
8 |
GBS 岐阜放送 |
32 |
岐阜県
|
- 免許人: 中津川市[5]
- 所在地: 中津川市栄町1番1号(にぎわいプラザ)[5]
- 放送区域: 中津川市(にぎわいプラザの陰となって受信障害が発生する地域)
- 2009年11月12日に本免許が交付され[5]、11月30日に本放送を開始した。
AMラジオ中継局
AMラジオ放送
運用休止中
脚注
- 注釈
- ^ 1973年2月16日以前はNHK名古屋総合テレビジョンの中継局
- ^ 1971年3月25日以前はNHK名古屋FM放送の中継局
- ^ 括弧内は、実用化試験局としての運用開始日。
- ^ 1μW = 0.001mW
- ^ JOZMが付与されていたが、廃止。その後、2002年に1485kHz、出力100Wを周波数変更し増力。
- ^ JOROが付与されていたが、廃止(JOROはその後、沖縄県本土復帰直後の琉球放送(英語放送→宮古放送局(2005年廃止))に再付与された)。
- ^ JOOLが付与されていたが、廃止。
- 出典
関連項目