中村 隆一(なかむら りゅういち、1898年4月12日 - 1992年6月27日)は、日本の経営者。日立金属社長を務めた。
経歴
山口県出身。松田忠治の六男として生まれ、芳治の養子となる[2]。弟は元衆議院議員の林佳介[2]。1926年に京都帝国大学法学部を卒業。
藤田銀行での勤務を経て、1928年に戸畑鋳物(のちの日立製作所)に転じ、1947年に取締役に就任し、1955年に常務を経て、1956年に日立金属初代社長に就任し、1971年2月には会長に就任。1977年6月からは相談役を務めた。
1965年に藍綬褒章を受章し、1968年に勲三等瑞宝章を受章。
1992年6月27日、肝不全のために死去[3]。94歳没。
家系図
略系図
脚注
- ^ a b “人事興信録 第25版 下”. dl.ndl.go.jp. 人事興信所. p. 156(な之部) (1969年). 2024年10月13日閲覧。
- ^ 1992年 6月29日 日本経済新聞 朝刊 p39
参考文献
- 人事興信所 編『人事興信録 第33版 下』人事興信所、1985年。