二代目 中村 小山三(にだいめ なかむら こさんざ、1920年〈大正9年〉8月20日[1] - 2015年〈平成27年〉4月6日 )は歌舞伎役者[1]。屋号は中村屋。定紋は角切銀杏。
人物
中村屋の重鎮俳優として17代目、18代目の2人の中村勘三郎と18代目の息子達に仕え、現役最古参の歌舞伎俳優として1926年から2015年まで89年の長きに亘り舞台に立ち続けた。その活動に、18代目中村勘三郎は主役級の舞台挨拶に指名したうえで感謝の言葉を送っている[2]。
17代目中村勘三郎からは生前、「オレが死んだら小山三を一緒に棺桶に入れてくれ」と話したほど、中村屋から絶大な信頼を置かれていた。
中村勘九郎や七之助も、「晩年は出てきただけで私たちより拍手がありました」と語ったように、多くの人から愛されていた。
また、七之助と高校時代からの親友である松本潤とは、中村屋の稽古場の隅っこでダンスの練習をしたりすることもあって、親交がある[3]。
年譜
著書
受賞歴
脚注
外部リンク