上田 英雄(うえだ ひでお、1910年3月12日[1] - 1993年10月19日[1][2])は、日本の内科医、医学博士、東京大学病院長。5代目横綱審議委員会委員長。
経歴
1910年東京市浅草区に生まれる[1][2]。旧制第一高等学校を経て[3]、1934年東京帝国大学医学部卒[1][2]。1950年東京慈恵医大教授[1]。1958年東京大学教授[1]。1967年同大学病院長[1]。1970年東京女子医大教授[1]。1972年から1984年まで中央鉄道病院院長を務めた[1]。ほかに日本心臓財団名誉会長なども歴任した[1]。
また、横綱双葉山の主治医でもあり[1][2]、それが縁で1966年に横綱審議委員となり[1][2]、1990年から1993年まで委員長を務めた[1][2]。1993年5月に体調不良を理由に同委員長辞任を申し出て、受理され[2]、10月19日に腎不全のため死去した[1][2]。墓所は多磨霊園。
脚注
参考文献
- 『相撲』1991年1月号 80頁。
- 『相撲』1993年12月号 143頁。
- 『現代物故者事典 1991~1993』日外アソシエーツ、1994年。
- 『20世紀日本人名事典』日外アソシエーツ、2004年。