三遊亭 栄馬(さんゆうてい えいば)は、落語家。旧字体は「榮馬」。
三遊亭 栄馬(さんゆうてい えいば、1944年9月7日 - 2021年9月29日)は、大分県臼杵市出身の落語家。本名∶足立 建比古。出囃子∶『越後獅子』。落語芸術協会所属。
経歴
1967年3月に四代目三遊亭小圓馬に入門、「栄馬」を名乗る。
1971年9月、二ツ目昇進。
1981年4月に三笑亭夢太朗、桂南八と共に真打昇進。
2021年9月29日2時10分、急性心筋梗塞のため、埼玉県内の病院で死去[1]。77歳没。
芸歴
人物
得意演目は「紺屋高尾」「百年目」「代り目」「かつぎ屋」「茄子娘」「長短」「野ざらし」など。また音曲にも精通し、謡の入る演目も得意とした[2]。絵手紙作家としてNHKに出演経験がある。
亡くなる3年前から持病のため体調を崩しがちになり、入退院を繰り返していた。2020年正月初席にも顔付けされていたが、結果的に体調不良で出演は叶わなかった。2018年11月5日、池袋演芸場での「茄子娘」が最後の寄席出演となった[2]。
没後の2021年10月24日、TBSラジオ「らんまんラジオ寄席」は栄馬の追悼特集となり「目黒のさんま」「紺屋高尾」が放送された。
受賞
出典
- ^ 三遊亭栄馬さん死去 77歳 急性心筋梗塞 - デイリースポーツ online 2021年10月2日
- ^ a b 【訃報】三遊亭栄馬師匠 - 落語芸術協会 2021年10月2日
外部リンク