三輪清三(みわ せいぞう、1903年[1] - 1989年9月18日[2])は日本の内科医、医学者。千葉大学名誉教授。元千葉大学医学部附属病院長。静岡県出身[3]。
経歴
静岡県立静岡中学校[4]を経て、静岡高等学校 (旧制)卒業[5]。1931年(昭和6年)、千葉医科大学卒業[2]、第一内科に入局[2]。国立千葉病院副院長を経て、1955年(昭和30年)、第一内科教授[2]。1963年(昭和38年)、千葉大学医学部附属病院長[2]、同看護学校長を併任[2]。1969年(昭和44年)退官[2]。1971年(昭和46年)、君津中央病院長[6]。
消化器を中心に腎臓、血液、神経、感染症など幅広く診療した[2]。個人の創意を尊重、自由な研究を推進し、その結果、有為の人材が生まれ育ったと言われ、門下から医学教育の教授職者が十指を超えた[2]。
学外においては、日本学術会議会員、48回日本消化器病学会総会会長、2回日本癌治療学会総会会長、12回日本腎臓学会総会会長[7]、その他数多くの学術研究集会の会長の責務を果たした[2]。
著書
- 『忘れ得ぬ思い出』 1976.8
- 『中毒』 現代診断検査法大系 第13部門 三輪清三 編 中山書店 1966.4
共著
脚注
外部リンク