三宅 静雄(みやけ しずお、1911年(明治44年)2月26日 - 1999年(平成11年)7月31日[1])は、日本の物理学者。専門は結晶物理学。東京大学物性研究所第3代所長。東京大学名誉教授。岡山県岡山市生まれ。
経歴
静岡県立静岡中学校[2]、旧制静岡高等学校を経て[3]、1933年(昭和8年)、東京帝国大学理学部物理学科卒業[3]。同年3月、理学部助手[3]、1934年(昭和9年)、理化学研究所研究生[3]、1940年(昭和15年)、小林理学研究所研究員[3]、1942年(昭和17年)、理学博士(東京帝国大学)。1949年(昭和24年)東京工業大学教授[3]、1957年(昭和32年)東京大学物性研究所教授[3]、1965年(昭和40年)、同所長[3]、1971年(昭和46年)定年退職[3]、東京大学名誉教授。東京理科大学理工学部でも教鞭を取った。日本物理学会名誉会員[4]。
著書・編著
- 『実験物理学講座』共立、1991年9月。 [1]
- 『新編基礎物理学実験』産業図書、1989年3月。 [1]
- 『基礎物理学実験』産業図書、1988年3月。 [1]
- 『物理学概説』サイエンス社、1980年12月。 [1]
- 『物理学通論』サイエンス社、1976年9月。 [1]
- 『物理学通論』サイエンス社、1975年。 [1]
- 『物理学通論』サイエンス社、1975-1976。 [1]
訳書
- 『永久運動の世界 : 電子・原子の不思議なふるまい』。 アレックス・T.スチュワート 著:三宅静雄 訳 河出書房新社 1968年[1]
関連項目
脚注
外部リンク