1945年4月にフィンランド軍がケルンに旗を立てる様子
三国ケルン (さんごくケルン、フィンランド語 : Kolmen valtakunnan rajapyykki 、北部サーミ語 : Golmma riikka urna 、ノルウェー語 : Treriksrøysa 、スウェーデン語 : Treriksröset )は、ノルウェー 、スウェーデン 、フィンランド の国境が一点に接するポイント、およびそのポイントを示すモニュメントの名前である。三国国境 の一例として知られている。
1897年に石のモニュメントが、ノルウェー とロシア の政府によって建造された(当時フィンランド はロシアの統制下にあった)。スウェーデン側は最初ノルウェー側と折り合いがつかず、1901年までスウェーデンは石を提供しなかった。三国ケルンはスウェーデンの最北端の場所であり、フィンランド本土の最西端の場所である(フィンランドの最西端の場所はマーケット島 である)。
現在の三国ケルンは1926年に建てられたもので、コンクリート製でベージュ色の錐台 である。Goldajärvi湖(Koltajauri湖)の縁から10メートルほど離れている。海抜489メートルであり、直径が約4メートルで大きさが約14平方メートルである。
三国ケルンには、キルピスヤルビ からMalla Strict Nature Reserve内を徒歩で11キロメートル歩いて辿り着ける。夏には、キルピスヤルビから船が出ており、3キロメートル分だけ歩くだけで済む[ 1] 。
気候
三国ケルンの気候
月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
年
平均最高気温 °C (°F )
−9 (16)
−9 (16)
−4 (25)
−2 (28)
4 (39)
10 (50)
12 (54)
12 (54)
6 (43)
−1 (30)
−4 (25)
−7 (19)
0.7 (33.3)
平均最低気温 °C (°F )
−20 (−4)
−20 (−4)
−16 (3)
−7 (19)
−2 (28)
4 (39)
7 (45)
4 (39)
0 (32)
−5 (23)
−12 (10)
−18 (0)
−7.1 (19.2)
出典:SMHI.se[ 2]
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脚注