株式会社三和化学研究所(さんわかがくけんきゅうしょ)は、糖尿病・腎疾患の治療薬を中心とした医薬品、診断薬の研究開発と製造販売、また医薬品の受託製造を行う企業。本社を愛知県名古屋市東区に置く。
医薬品卸大手のスズケンの子会社である。
概要
糖尿病、腎疾患領域を主軸とする新薬開発型の製薬会社[2]。
かつてはニュートリション事業も手がけていたが、2017年4月1日をもって三井製糖子会社のニュートリーに事業譲渡した[広報 2]。2022年9月1日にはFUKUSHIMA工園(福島県会津若松市)を武州製薬株式会社に事業譲渡した(武州製薬会津工場となった)[3][4]。
創立60周年プロジェクトの一環として、2015年より社員の有志から集めた募金で車椅子を寄贈する社会貢献活動を行っている。2015年は福島県[5]、2016年は愛知県[6]、2017年は熊本県に寄贈した[7]。
主な製品
医療用医薬品
診断薬
- グルテストアイ - 自己検査用グルコース測定器、自己血糖測定器[8][9]
- グルテストNeoアルファ - 自己検査用グルコース測定器、自己血糖測定器
- グルテストNeoセンサー - 自己検査用グルコースキット、自己血糖測定器専用電極
- グルテストミント - グルコース分析装置
- ミントセンサー - 血液検査用グルコースキット
- ジェントレット - 採血用穿刺器具
- ジェントレットⅡ - 採血用穿刺器具
- A1c iGear Quick S - グリコヘモグロビン分析装置[10]
- A1c iGear S - グリコヘモグロビン分析装置
- ファインビジョンInfluenza - インフルエンザウイルスキット
- アイピットミニ - ディスポーザブル穿刺針[11]
製剤技術
- ワンステップ製造プロセスと可変式二重構造杵を持つ打錠機
- 内核を2つ有する分割型有核錠や、3つ有するパルス放出錠、新たな口腔内速崩壊錠など、様々なタイプの製剤の開発が可能
事業所
- 本社
- 研究所・オフィス
- 営業支社・支店
- 北海道支店、東北支店、関越支店、埼玉支店、千葉支店、東京支社、横浜支店、東海支社、京滋北陸支店、大阪支社、神戸支店、中国支店、四国支店、九州支店[広報 3]
- 工場
詳細は公式ウェブサイト「事業所一覧」を参照。
脚注
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
外部リンク