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この項目では、平壌市の行政区画について説明しています。丘については「万景台」をご覧ください。 |
万景台区域(マンギョンデくいき)は、平壌直轄市の西部にある行政区域。
景勝地である丘陵・万景台がある。金日成の生誕の地とされ、万景台周辺は「聖地」として整備が行われている。
地理
大同江の北岸に位置し、区域の東ではその支流である普通江が大同江に流入する。東に平川区域・普通江区域、北に兄弟山区域と接する。
行政区域
29洞・2里を管轄する。
- カルリムキル一洞(カルリムキリルトン)
- カルリムキル二洞(カルリムキリドン)
- 建国洞(コングクトン)
- 光復一洞(クァンボギルトン)
- 光復二洞(クァンボギドン)
- 金星一洞(クムソンイルトン)
- 金星二洞(クムソンイドン)
- 金星三洞(クムソンサムドン)
- 金泉洞(クムチョンドン)
- 堂上一洞(タンサンイルトン)
- 堂上二洞(タンサンイドン)
- 大平洞(テピョンドン)
- 龍山洞(リョンサンドン)
- 龍岳山洞(リョンアクサンドン)
- 万景台洞(マンギョンデドン)
- 三興洞(サムンドン)
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- 西山洞(ソサンドン)
- 先駆者洞(ソングジャドン)
- 船内洞(ソンネドン)
- 奨訓一洞(チャンフニルトン)
- 奨訓二洞(チャンフニドン)
- 奨訓三洞(チャンフンサムドン)
- 祝典一洞(チュクチョニルトン)
- 祝典二洞(チュクチョニドン)
- 七コル一洞(チルコリルトン)
- 七コル二洞(チルコリドン)
- 七コル三洞(チルコルサムドン)
- 八コル一洞(パルコリルトン)
- 八コル二洞(パルコリドン)
- 龍峯里(リョンボンニ)
- 元魯里(ウォルロリ)
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歴史
この節の出典[2]
- 平安南道大同郡古平面・龍山面に属した地域。
- 1959年9月 - 平壌直轄市中区域鳳岫洞・宮ゴル洞、南区域船内洞・堂上洞、平安南道大同郡大同邑・万景台里・龍峯里・龍山里・棠村里・古泉里をもって、平壌直轄市万景台区域を設置。(5洞5里)
- 1960年10月 (6洞3里)
- 棠村里・古泉里および鳳岫洞の一部が新設の兄弟山区域に編入。
- 趙村洞が分割され、七コル洞・八コル洞が発足。
- 平安南道大同郡金泉里の一部が万景台里に編入。
- 1963年 (8洞2里)
- 万景台里が万景台洞に昇格。
- 宮ゴル洞・八コル洞の各一部が合併し、宮ゴル一洞が発足。
- 宮ゴル洞の残部・鳳岫洞の一部が合併し、宮ゴル二洞が発足。
- 1965年 - 七コル洞の一部が分立し、五柳洞が発足。(9洞2里)
- 1966年3月 - 平安南道大同郡大平里・金泉里・望日里・元魯里を編入。(9洞6里)
- 1967年 (11洞5里)
- 元魯里の一部が平安南道大同郡長山里の一部と合併し、平安南道大同郡元川里となる。
- 宮ゴル一洞・宮ゴル二洞の各一部が合併し、オッコゲ洞が発足。
- 大平里が大平洞に昇格。
- 1972年 (13洞3里)
- 鳳岫洞が分割され、鳳岫一洞・鳳岫二洞が発足。
- 望日里・金泉里が合併し、金泉洞が発足。
- 1988年 (18洞2里)
- 万景台洞・七コル洞の各一部が合併し、金星洞が発足。
- 万景台洞・七コル洞・八コル洞の各一部が合併し、祝典洞が発足。
- 七コル洞の一部が分立し、カルリムギル洞が発足。
- 鳳岫一洞が光復洞に改称。
- 鳳岫二洞が建国洞に改称。
- 宮ゴル一洞が奨訓一洞に改称。
- 宮ゴル二洞が奨訓二洞に改称。
- オッコゲ洞が先駆者洞に改称。
- 五柳洞が分割され、三興洞・龍岳山洞が発足。
- 龍山里が龍山洞に昇格。
- 1991年 (26洞2里)
- 七コル洞が分割され、七コル一洞・七コル二洞・七コル三洞が発足。
- 金星洞が分割され、金星一洞・金星二洞・金星三洞が発足。
- 八コル洞が分割され、八コル一洞・八コル二洞が発足。
- 堂上洞が分割され、堂上一洞・堂上二洞が発足。
- 祝典洞が分割され、祝典一洞・祝典二洞が発足。
- カルリムギル洞が分割され、カルリムギル一洞・カルリムギル二洞が発足。
- 1993年 (28洞2里)
- 奨訓一洞の一部が奨訓二洞に編入。
- 奨訓二洞の一部が分立し、奨訓三洞が発足。
- 光復洞が分割され、光復一洞・光復二洞が発足。
- 1994年 - 万景台洞の一部が分立し、西山洞が発足。(29洞2里)
施設
交通
- 鉄道平南線
- 平壌地下鉄革新線
- 平壌軌道電車
- 万景台停留場 - 少年宮殿停留場 - カルリムキル(分かれ道)停留場 - 金星洞停留場 - 巧藝劇場(サーカス劇場)停留場 - 堂上一洞停留場
脚注
外部リンク
座標: 北緯39度01分03秒 東経125度40分49秒 / 北緯39.0175度 東経125.6802度 / 39.0175; 125.6802