一青 妙(ひとと たえ、9月24日[2] - )は、舞台女優・歯科医師・ナレーター・エッセイスト。所属事務所はYs(ワイズ)。
来歴・人物
- 身長158cm、血液型はA型。靴のサイズは23.0cm。
- 「一青」は母親の姓で、台湾姓(父方の姓)は「顔」。歌手の一青窈は実妹であり[2]、台湾出身の父・顔恵民と日本人(石川県鳥屋町一青地区出身)の母の間に生まれる。一族は九份の鉱山財閥・基隆顔家(中国語版)である。
- 学習院女子中・高等科、昭和大学歯学部卒業[3]。
- 歯科医師として、老人施設への訪問診療を中心とした歯科医療を行なっている[2]。
- 趣味はヨガ、テニス、ピアノ、ドラム、サイクリングなど。松田聖子のファンでもある。
- 実用英語技能検定準一級の資格を持ち、特技は中国語。2006年にケアマネージャーの資格を取得。
- 2006年11月に初主演映画「恋するイノセントマン」が公開される。ちなみに同作で友情出演として窈がバーの店員役として少しだけ登場している。また、妙がナレーションを務める2007年秋公開のドキュメンタリー映画「風を聴く〜台湾・九份物語〜」では挿入歌として窈が楽曲「大家(ダージャー)」を提供している。なお、映画の舞台となる九份は金鉱のオーナーであった一青姉妹の亡父の故郷である。
- 窈の楽曲には妙のことである「お姉ちゃん」が歌詞にある曲が多い。また楽曲「月天心」は妙の結婚式のときに彼女が窈に宛てて送ったメールから着想された。
- プライベートで「妹さんの歌を歌って」を依頼されることが多いが、妙はあまり歌はうまくないため、がっかりされることが多いという。
- 大好物はフルーツで、特に好きなフルーツはライチとマンゴー。
- 2014年(平成26年)1月24日放送のクイズ・ソモサン・セッパ!で、特別編として開催された、「ぽんこつCUP」(頭ガチガチの9人で争う「ぽんこつNo.1決定戦」)において、全問無得点で”初代ぽんこつ”になった。事前調査の予想順位で最下位の9位であった。≪他の参加者は、1位井森美幸、2位小峠英二(バイきんぐ)、3位吉村崇(平成ノブシコブシ)、4位マイケル富岡、5位八木真澄(サバンナ)、6位みかん (ものまねタレント)、7位内藤大助、8位鈴木奈々≫
- 著作「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」を原作とした日台合作映画「ママ、ごはんまだ?」公開(2017年)
- 2015年 台湾・台南市初となる「台南市親善大使」に就任し、日台の文化交流を担っている。
- 2016年 石川県の「中能登町観光大使」に就任。
- 2017年 四国一周サイクリングPR大使に就任。
- 著作「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」を原作とした舞台「時光の手箱」が制作され、台湾にて2019年初演、2022年に再演されている。
- 2023年日本・茨城県「つくば霞ヶ浦りんりんロード」台湾・新北市「旧草嶺(きゅうそうれい)環状線自転車道」両ロードの友好交流アンバサダーに就任。
出演
テレビ番組
映画
舞台
ラジオ
執筆
著書
連載
- 「歯科医をしながら女優をしています」ジーシーサークルエッセイ
- 北國新聞「人生妙なり」
脚注
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.556
- ^ a b c 歯科医療経済 2012年1月号, p.27
- ^ “学習院桜友会 » 父と私が学んだ学習院”. www.gakushuin-ouyukai.jp. 2020年5月17日閲覧。
- ^ “パッテンライ!! 〜南の島の水ものがたり〜”. メディア芸術データベース. 2016年8月9日閲覧。
参考文献
- 「平成24年新春特別企画 2012年に羽ばたく歯科界異能の才人たち」『歯科医療経済』第2巻第1号、医療経済出版、東京都千代田区、2012年1月、22-30頁。
外部リンク