ヴィンス・ギリガン(Vince Gilligan, 1967年2月10日 - )は、アメリカ合衆国の脚本家、監督、テレビプロデューサー。テレビドラマ『ブレイキング・バッド』及び『ベター・コール・ソウル』の発案者であるほか、『Xファイル』にも参加していたことで知られる。
生い立ち
バージニア州リッチモンドで生まれ、ファームビルとチェスターフィールド郡で育った[1]。L.C.バード・ハイスクール(英語版)を卒業後、ニューヨーク大学に通い、Tisch School of the Artsで映画製作の学士を得た[2]。在学中、後にドリュー・バリモアとルーク・ウィルソン出演で製作される『100万回のウィンク』の脚本を書いた。ギリガンはこの脚本により1989年にバージニア州知事の脚本賞を受賞した[1]。
キャリア
Xファイル
フォックスのテレビドラマ『Xファイル』では様々なプロデューサーとしてクレジットされた。共同製作総指揮44話、製作総指揮を40話、共同製作を24話、スーパーバイジングプロデューサーを24話務めた。また、スピンオフの『ローン・ガンメン』では全13話を製作総指揮した。
ブレイキング・バッド
AMCの『ブレイキング・バッド』では企画、製作総指揮、脚本、監督を務めた。
2013年および2014年のプライムタイム・エミー賞のドラマ部門作品賞を受賞した。また第1シーズン第1話「化学教師ウォルター・ホワイト」により、2008年の同賞監督賞(ドラマ部門)にノミネートされた[3]。2012年には再び同賞にノミネートされた[4]。
ベター・コール・ソウル
『ブレイキング・バッド』の前日譚に当たり、弁護士のソウル・グッドマンを主人公にして2015年から放送されているAMCの『ベター・コール・ソウル』では、ショーランナー、製作総指揮、脚本、監督を務めている[5]。
フィルモグラフィ
映画
テレビ
製作
脚本
参考文献
外部リンク