『ヴァイラス』(英: Virus)は、1999年のアメリカ映画。原作はダークホースコミックスの同名コミック。
キャッチコピー
- It is Aware.(米)
- 人間でいられない。(日)
ストーリー
宇宙の彼方より知的生命体が電磁波の形で宇宙ステーション「ミール」を襲い、そこから海上のロシアの衛星探査船ヴォルコフ号に突入した。その生命体はデータベースから人間という生命体を調べつくし、人間を「絶滅すべき敵」=ヴァイラス(ウイルス)とし、出した答えは「人類抹殺」。そして生命体は人間の身体のパーツを自らの動く手足に改造し、人間と機械の融合体にしようとしている。
その頃、運搬船シースター号の船長であるエバートンは台風で積み荷を失い、全財産を失ってしまった。失意の底に落とされたエバートンが自殺しようとした時、シースター号のクルーがヴォルコフ号を発見する。エバートンとそのクルー達は、ヴォルコフ号をロシア政府に引き渡すことで合法的に莫大な報酬が得られることを知り、ヴォルコフ号を再始動させる。しかし、この船には何かが潜んでいた。
登場人物
- ケリー・"キット"・フォスター(Kelly "Kit" Foster)
- 演 - ジェイミー・リー・カーティス
- シースター号の航海士。元海軍所属で、上官を殴ってクビになった経歴を持つ。
- スティーブ・ベイカー(Steve Baker)
- 演 - ウィリアム・ボールドウィン
- シースター号の機関長。
- ロバート・エバートン(Robert Everton)
- 演 - ドナルド・サザーランド
- シースター号の船長。頑固な性格で、他人の意見を聞かない。全財産をかけた積み荷を失うなど人一倍の不遇に見舞われ、執着の強い一面がある。
- ナディア・ヴィノグラードワ(Nadia Vinogradova)
- 演 - ジョアンナ・パクラ
- ヴォルコフ号の科学担当官で、アレクシーの妻。ヴォルコフ号唯一の生き残り。
- J・W・ウッズ・Jr.(J.W. Woods Jr.)
- 演 - マーシャル・ベル
- シースター号の操舵士。臆病な性格。
- リッチー・メイソン(Richie Mason)
- 演 - シャーマン・オーガスタス(英語版)
- シースター号の船員。黒人。元海軍所属で機械に強い。
- ヒコ(Hiko)
- 演 - クリフ・カーティス
- シースター号の船員。マオリ族で顔面にタトゥーを入れている。船乗りだが泳げない。
- スクィーキー(Squeaky)
- 演 - ジュリオ・オスカー・メチョソ
- シースター号の機関士。キューバ人で、スティーブと仲が良い。
- アレクシー(Alexi)
- 演 - レヴァニ
- ヴォルコフ号の船長で、ナディアの夫。
キャスト
※ハピネットから2022年2月2日発売の「HDリマスター版」BDにはソフト版に加え、日本テレビ版の日本語吹替も収録。
スタッフ
- 監督:ジョン・ブルーノ
- 製作:ゲイル・アン・ハード
- 脚本:チャック・ファーラー、デニス・フェルドマン
- 原案:チャック・ファーラー
- 製作総指揮:チャック・ファーラー、ゲーリー・レビンソン、マイク・リチャードソン、マーク・ゴードン
- 撮影:デビッド・エグビー
- 音楽:ジョエル・マクニーリー
- プロダクション・デザイナー:メイリン・チェン
- フィジカル・エフェクト・デザイナー:エリック・アラード、スティーヴ・ジョンソン
- スペシャル・エフェクト・スーパーバイザー:フィル・ティペット
参考文献
外部リンク
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