ワーンクロット駅(ワーンクロットえき、タイ語:สถานีรถไฟวังกรด)は、タイ王国北部ピチット県ムアンピチット郡にある、タイ国有鉄道北本線の駅である。
概要
ワーンクロット駅はタイ王国北部ピチット県の県庁所在地で、人口約11万人が暮らすムアンピチット郡にあり町の中心部に位置している。駅の正面側(西側)を200m程行くとナーン川があり北本線と平行して流れている。
クルンテープ駅(バンコク)より339.36kmであり、快速列車利用で6時間20分程度である。
二等駅で1日当たり12列車(6往復)が発着しその内訳は快速列車3往復、普通列車3往復である。また当駅を含むロッブリー駅より終点チェンマイ駅までは、単線区間である。
歴史
1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅 - アユタヤ駅間に開業した[1]。1900年12月21日に当初計画のナコンラチャシーマ駅まで完成した。この頃北本線をチエンマイまで整備する事なり、少しずつ延伸開業の後1908年1月24日にピッサヌローク駅まで完成し、これに伴い当駅も開業した。当駅開業の約14年後の1922年1月1日に、チエンマイ駅までの全通完成を見た[2]。
駅構造
単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。
駅周辺
脚注
- ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
- ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25-p.28
参考文献
関連項目