ワーテルロー (英語:Waterloo (フランス語発音: [watɛʁlo],[1] オランダ語発音: [ˈʋaːtərloː], ワロン語: Waterlô) は、ベルギーのブラバン・ワロン州の基礎自治体である。
面積は21.03 km2 (8.12 sq mi)で2011年現在、29,706人の人口を有する街であり、ワーテルローはブリュッセルのすぐ南、ブレンラルー(英語版)の北東の位置に存在する。
1815年のワーテルローの戦いでフランス皇帝ナポレオン1世が敗北した場所として有名である(後述)。
概要
地名の由来
12世紀まではWaterlots、Waterloesと呼ばれていたが、1221年にWatrelosと呼ばれるようになった。
ゲルマン語のwatar(水)と、オランダ語のlots(斜面)、los(草原)に由来している。
歴史
ワーテルローの戦い
1815年6月18日にナポレオン・ボナパルト率いるフランス帝国軍が同盟軍(イギリス・プロイセンなど)に大敗した戦いが「ワーテルローの戦い」と呼ばれる。ただし、ワーテルローは戦場ではなく、イギリス軍の司令部の所在地で、「ワーテルローの戦い」の命名者もそのイギリス軍の司令官ウェリントン公である。実際の戦場の名を取り、「モン・サン・ジャンの戦い」「ラ・ベル・アリアンスの戦い」とも呼ぶ。
ワーテルロー南南東5kmのモン・サン・ジャン(Mont Saint Jean)には、記念碑、通称「ワーテルロー・ライオン」があり、ライオン像がフランスを向いている。記念碑のある人工の丘は「ライオンの丘」(Butte du Lion)と呼ばれる。丘には階段で登ることができ、観光名所となっている。
姉妹都市・提携都市
姉妹都市
交通
鉄道
観光
名所・旧跡
- 城郭
- 古戦場
脚注
- ^ Jean-Marie Pierret, Phonétique historique du français et notions de phonétique générale, Peeters, Louvain-la-Neuve, 1994, p. 103.
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
ワーテルローに関連するカテゴリがあります。