オンタリオ州のブラントフォードに生まれた。父親はカナダの有力な農機具商社「A. Harris, Sons & Company Ltd.」(1891年にアメリカの農機具会社と合併して、現在のマッセイ・ファーガソンの前身の会社の一つである)の創業一族で重役であった[1][2]。父親が残した資産で、生涯、生活のことを心配する必要のない境遇であった。
1921年の秋にアルゴマ地区を越えてさらに北のスペリオル湖の北岸を訪れ、その後7年間、毎年訪れて作品を描いた。1930年には、海上警備の砕氷船の補給船に同乗してグリーンランドも訪れた。1931年の展覧会を最後に「グループ・オブ・セブン」の活動が終わると、メンバーの一部と新しい美術家集団「Canadian Group of Painters」を結成し初代の会長になった。
Adamson, Jeremy (2008). "Lawren Harris: Towards an Art of the Spiritual". The Thomson Collection at the Art Gallery of Ontario. Toronto: Skylet. pp. 67–87.
King, James (2012). Inward Journey: The Life of Lawren Harris. Toronto: Thomas Allen.
Murray, Joan (2003). Lawren Harris: An Introduction to his Life and Art. Toronto: Firefly Books. p. 9. Retrieved 2021-04-26.
Reid, Dennis (Dec 1968). "Lawren Harris". Artscanada. 25 (5): 9–16.