ロービーグス(Robigus)、ロービーゴー(Robigo)は、ローマ神話の神で、麦の黒穂病の神、あるいは錆の神。例祭は4月25日のロービーガーリヤ祭。ウィア・クローディアから5マイルの標石のところに聖森があり、祭の日にクゥイリーヌスのフラーメンはここで犬と羊を犠牲に捧げた。そして麦の黒穂を鉄の錆に見立て、何かを攻撃して錆させずにいられないのであれば、麦ではなく、凶悪な鉄の武器を攻撃するよう祈りを捧げたという。
関連項目
- ロビガリア(英語版) - 古代ローマの祭りで、農作物に病害が起きないよう祈願するため、犬などの生贄やスポーツを奉納するルディ(英語版)が行われた。一説にはロービーグスの名前から来ているとされる。