ロータリー・ロケット

ロータリー・ロケット
Rotary Rocket
元の種類
非公開会社
業種 航空宇宙 ウィキデータを編集
解散 2001年
本社 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州モハーヴェ空港
モハーヴェ空港に展示されるロトンATV

ロータリー・ロケット (Rotary Rocket) はかつて存在したアメリカ合衆国宇宙開発企業。

1998年に有人の単段式宇宙往還機 (SSTO) であるロトンの開発に着手した。1999年にロトンATVによる実物大試験機の飛行が3回実施されたが、2001年に資金繰りが悪化して終了した[1]

ロケット

ロトン

ロトン (Roton) は単段式宇宙輸送機 (SSTO) で、降下時に翼端噴流式回転翼を使用する。推進剤はケロシン液体酸素の組み合わせ。

  • 全高: 19.2m
  • 直径: 6.7m
  • 総質量: 180,000 kg
  • エンジン: 1段目エンジンは推力30,860 N、比推力 340秒
  • ペイロード重量: 3180kg(低軌道)
  • 打ち上げ回数: 0回

関連項目

脚注

  1. ^ エリザベス ウェイル 『懲りない挑戦者』ポプラ社 2004年9月 ISBN 4591082733

参考文献

  • Weil, Elizabeth, They All Laughed At Christopher Columbus: An Incurable Dreamer Builds the First Civilian Spaceship. Bantam, 2003. An insider's view of the development of Rotary Rocket. ISBN 978-0-553-38236-5
  • エリザベス ウェイル 『懲りない挑戦者』ポプラ社 2004年9月 ISBN 4591082733