ロン・ネルソン(Ron Nelson、1929年12月14日 - 2023年12月24日[1])は、アメリカ合衆国の作曲家。
人物・来歴
イリノイ州ジョリエット出身。ニューヨーク州ロチェスターのイーストマン音楽学校で学士、修士、博士の称号を得た後、フルブライト奨学金でパリに留学し、エコールノルマル音楽院とパリ国立高等音楽・舞踊学校で学んだ。1956年、ロードアイランド州プロビデンスのブラウン大学の教員となり、1963年から1973年まで音楽学部の学部長を務め、1993年に引退した。管弦楽、吹奏楽、合唱作品は広く演奏されている。
主な作品
吹奏楽、管弦楽、室内楽といった編成の楽曲を作曲している。
楽譜は、Boosey & Hawkes社やLudwig社から出版されているが、未出版譜も存在する。
吹奏楽曲
- ロッキー・ポイントの休日(Rocky Point Holiday)1966
- サヴァンナ川の休日(Savannah River Holiday)1973
- 中世組曲(Medieval Suite)1982
- アスペン・ジュビリー(Aspen Jubilee)1984※ソプラノ独唱付き
- ペブルビーチ寄留(Pebble Beach Sojourn)1984※独奏オルガン付き
- 冬の始まりのためのモーニング・アレルヤ(Morning Alleluias for the winter solstice)1989
- テ・デウム・ラウダムス(Te Deum Laudamus)1991※合唱付き
- ラウズ(Lauds)1992
- パッサカリア~B-A-C-Hに敬意を表して~(Passacaglia~Homage on B-A-C-H)1992
- ソノラ砂漠の休日(Sonoran Desert Holiday)1993
- シャコンヌ(Chaconne~In Memoriam~)1994
- 主顕祭(Epiphany)1994
- 宮廷風のアリアと舞曲(Courtly Airs and Dances)1995
他
管弦楽曲
室内楽曲
脚注
関連項目
外部リンク