ロヂャースは、埼玉県さいたま市桜区に本社を置く[広報 1]、北辰商事株式会社(ほくしんしょうじ)が運営するディスカウントストア。埼玉県内を中心に展開している。
1970年(昭和45年)2月26日に太田実が北辰商事株式会社を設立[1]する。1972年(昭和47年)2月に[1]旧浦和市の新大宮バイパスと埼大通りの交差点付近で開業した、ボウリング場「ロヂャースボウル」が発祥である[2]。洗濯機や冷蔵庫も提供されるなど景品が豪華で当時有名であったが、ボウリングブームの低下から1973年(昭和48年)6月に[1]「ロヂャース浦和店」を開店して[広報 2]小売業に転換した。「日本最初のディスカウントストア」をうたい[3]、豪華景品の仕入れを元に、ボウリングレーンの上に床板を張り、屋上にボーリングピンのモニュメントが2005年の大規模改築まで設置されるなど、簡素な改装で開業した。
総合ディスカウントストアとして食料品、日用品雑貨、家電製品、衣料、レジャー用品、医薬品(久喜店、北本店、川口店、毛呂山店、加須店、八潮店、吉祥寺店、浅草店及び、ロヂャースマート大和田店、入間店、マイカイマート上尾店、東所沢店を除く[4])など多様な商品を扱い、プライベートブランド商品「mykai マイカイ」も手がけている。
クレジットカードは、2003年頃から2007年頃までの間にソニーファイナンスと提携して発行された「ロヂャースカード」以外は扱わず、現金販売に特化[3]していたが、2019年4月から国際ブランドカードのVisa・Master・JCB・AMEX・Dinersが利用できる。浦和店の埼大通り側正面入口に1980年代後半から2000年頃まで東京シティファイナンスの「SEIYUキャッシュポイント」が設置されていた。2019年4月1日から各種クレジットカードと電子マネーに対応し、2020年1月31日からマイカイカードを発行している。ネット店舗もクレジットカードが利用できる。
「ロヂャース」の名称は前社長の太田実が好んだ、女優ジンジャー・ロジャースから採っている。
多くの店舗は1990年代の後半に改築あるいは新規出店され、実質的な本店の浦和店も30年を経過した2005年に建て替えに近い大改築を行い、ボウリング場の面影はない。
1987年に放送されたテレビCM[5]とウェブサイトの開設時からディスカウントスーパーを名乗っている。
2011年10月10日をもって、建て替えのため戸田店がいったん閉店[6][7]、翌年10月10日に新しくなった建物で開店した[8]。
2016年1月から、ピーク時間帯のレジ行列解消に向けてセミセルフレジの導入を順次進めている[9]。
2016年5月28日、ロヂャースマートとしての第1号店となる大和田店が開店した[10]。
2018年7月1日、本社を武蔵野市の吉祥寺店からさいたま市桜区の浦和店内へ移転し、代表取締役社長が太田実から太田順康となる[11]。
2018年9月13日、マイカイマートとしての第1号店となる上尾店が開店した[12]。
2019年3月12日、吉祥寺ダイヤ街にある吉祥寺店を閉店し、ダイヤ街内で移転して4月13日に新装開店した。
2019年6月27日、東京23区への初出店となる浅草店が開店した。
2019年12月9日、前社長の太田実が94歳で死去[13]。
2021年1月22日、閉店したスーパーバリュー東所沢店の建物に入居する形でマイカイマート東所沢店が開店した[14]。
2022年3月16日、デンキチ入間店に併設する形でロヂャースマート入間店が開店した[15]。
2023年3月9日、閉店したライフ毛呂山店の建物に入居する形で毛呂山店が開店した[16]。同日にデンキチ毛呂山店も併設する形で開店した[17]。
2024年1月24日、閉店した島忠ホームセンター加須店の建物に入居する形で加須店が開店した[18]。
2024年7月17日、閉店したマルエツ八潮店の跡地に八潮店が開店した[19]。
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