『レッドシューズ』は、2022年制作の日本の映画。同年12月9日に北九州市で先行公開された後、2023年2月24日に全国公開された。監督は雑賀俊朗、主演は本作が映画初主演となる朝比奈彩[1][2]。
夫を亡くし経済的に困窮する中、義母が育てている幼い一人娘の親権を取り戻すため、女子ボクシングの世界王者を目指すシングルマザーの姿を描く。
制作
朝比奈がYouTubeでキックボクシングのトレーニングをする動画を雑賀が見つけ、その目つきと身体能力に惚れ込んでオファーをかけ、コロナ禍で撮影が延期になったこともあり、約1年かけて練習と肉体改造に取り組んだ[3][4]。
2021年6月から7月にかけて雑賀の地元である北九州市の全7区でオールロケが行われた[1]。
キャスト
- 太田真名美
- 演 - 朝比奈彩[1]
- 夫を亡くし、生活に困窮するシングルマザーのボクサー。真っ直ぐな性格で生き方が下手。
- 義母に移ってしまった娘・エミの養育権を取り戻すために世界タイトル戦に挑む。
- 谷川拓巳
- 演 - 市原隼人[5]
- 谷川ボクシングジム会長で由佳の兄。真名美のトレーナー。
- 谷川由佳
- 演 - 佐々木希[6]
- 弁護士。真名美の理解者で、常に真名美の味方となり支える。
- 太田仁志
- 演 - 森崎ウィン[7]
- 真名美の夫。彼女の一番の理解者だったが、病でこの世を去った。
- 佐藤志穂
- 演 - 観月ありさ[8]
- 介護施設「もやい聖友会」での真名美の先輩ヘルパー。真名美を親身に支える。
- 太田葉子
- 演 - 松下由樹[9]
- 仁志の母。真名美の義母。エミの養育権を争う事態になってしまっている。
- 太田エミ
- 演 - 野田あかり[10]
- 真名美の一人娘。
- 芹沢なつみ
- 演 - 小野木里奈[10][11]
- 世界フライ級チャンピオン。真名美とタイトルマッチをすることになる。
- 佃信介
- 演 - せんだみつお[12]
- 介護施設「もやい聖友会」の問題入居者。志穂にセクハラをし、庇った真名美が留置場に入れられてしまう。
スタッフ
出品
脚注
出典
外部リンク