ルンブルク~パンスキー~ミクラーショヴィツェ線(チェコ語:Železniční trať Rumburk–Panský–Mikulášovice)は、チェコ国鉄の鉄道路線である。路線番号は084。
1902年、帝立王立国有鉄道の路線として開業した。しかしルンブルク~ドルニー・クルジェチャニ間は1869年にチェコ北部鉄道によって開業した。なお本頁では、同じく084号線として案内されている、クラースナー・リーパ - パンスキー間の支線についても記す。この支線は、2016年以前、路線番号が085であった。
運行形態
特急「リフリーク(R)」
- ルジツコホルスキー・リフリーク号: プラハ - クラースナー・リーパ - ミクラーショヴィツェ 【春・夏の土曜・休日運行】 ※鉄道旅行者クラブ交通による運行
- 季節限定で、一日1往復の運行。リーパ以南は081号線に直通する。ザフラディとミクラーショヴィツェ上駅を除く各駅に停車する。
- 2021年運行開始予定。
普通
- ヂェチーン → クラースナー・リーパ → パンスキー → ミクラーショヴィツェ下駅 【春・夏の土曜・休日運行】
- 一日片道1本のみ運行する。クラースナー・リーパ以南は081号線から直通する。
- 2017年に、快速列車として運行を開始した。2018年度に限り、1往復の運行であった。2024年より普通列車として運行する予定。
- ルンブルク - クルジェチャニ - パンスキー - ミクラーショヴィツェ 【春・夏の土曜・休日運行】
- 一日4.5往復の運行。後述の支線と合わせ、パンスキー以西では合計で2時間間隔のダイヤとなっている。終点のミクラーショヴィツェ下駅で、083号線のシルクノフ経由ルンブルク方面と接続する。
- 過去の運行形態
- 2018年以前は、通年休日、一日5往復の運行で、うち片道1本のみクラースナー・リーパ → ルンブルク → ミクラーショヴィツェのルートで運行していた。
- 2019年に、春・夏の土曜・休日と夏季の平日のみの季節運行となり、一日2往復の運行となった。
- 2020年に、夏季の平日のみ一日2.5往復に増発された。
- 2021年より、土曜・休日に一日3往復に増発された。
- 2024年より、土曜・休日の本数が一日4.5往復に増発される一方、平日の運行は取りやめられる予定。
- リベレツ - クラースナー・リーパ - ザフラディ - ミクラーショヴィツェ 【春・夏の土曜・休日運行】 ※レンダーバーンによる運行
- 一日1往復の運行。ミクラーショヴィツェ以南は081号線に直通する。
- 2021年に運行を開始した。
- ルンブルク → クルジェチャニ → パンスキー → ミクラーショヴィツェ 【春・夏の土曜・休日運行】 ※レンダーバーンによる運行
- ルンブルク ← クラースナー・リーパ ← パンスキー ← ミクラーショヴィツェ 【春・夏の土曜・休日運行】 ※レンダーバーンによる運行
- 一日1往復の運行。上りと下りで、運行ルートが異なる。
- 2021年に運行を開始した。
- 過去の運行系統
- (ルンブルク - ) クラースナー・リーパ - パンスキー - ミクラーショヴィツェ 【春・秋の土曜・休日と夏季運行】
- 2018年以前は、ヂェチーン発の列車と合わせて、一日2往復の運行で、ルンブルク発着であった。終点のミクラーショヴィツェ下駅で、083号線のシルクノフ経由ルンブルク方面と接続していた。
- 2019年は、一日5往復の運行であった。うち2.5往復(夏季平日は1往復)がルンブルク発着であった。
- 2020年は、夏季の平日のみ一日4.5往復に減便された。
- 2021年は、大幅に減便され、一日2往復(夏季の平日は4.5往復)の運行となる予定。ルンブルク発着は、うち1.5往復(夏季平日は西行1本)。
- 2023年度限りで運行休止。
駅一覧
以下では、チェコ国鉄084号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
ミクラーショヴィツェ - ルンブルク間
パンスキー - クラースナー・リーパ間
脚注